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有限会社ファング(本社:北海道札幌市、代表:岸田好弘)は同社運営の「バーナード・スクエア」において9月22日より、非接触型・電子マネーカード「Edyカード」による入退室セキュリティーシステムおよび電子マネー決済システムを導入。運用を開始している事を明らかにした。
バーナード・スクエアは、愛犬家をターゲットにしたペットの複合施設。札幌市南区の住宅街に昨年10月オープンしたもので、愛犬に引きひもを付けずに自由に遊ばせることができる「ドッグラン」と呼ばれる広い運動場に、本格的な飲食メニューが取り揃えられたカフェも併設されている。
今回のセキュリティーシステムは、そのドッグラン部分の入退場ゲートに採用されたもの。Edyのロゴが付いている非接触型ICカードキーを入口扉付近に設置されたカードリーダーにかざすだけで、電気鍵が解除される仕組み。施設側で用意した専用Edyカード以外にも、ユーザーが持ち込んだコンビニ系や航空会社系などの任意のEdyカードやNTTドコモの「おサイフケータイ」を、カードキーとして即時登録できるのが、最大の特徴になっている。
これにより利用者は、入退室システムのためのセキュリティーカードを新たに作成する必要がなくなり、常時持ち歩くカードの枚数を減らすことができるようになるが、このような「Edyカード持ち込み登録」によるセキュリティーシステムの導入事例は全国的にもまだ例が少なく、特に北海道内では初の導入になるもよう。
また発表によると、今回のシステムで使用されるEdyカードキーの即時登録システムはWebベースのアプリケーション。カードキー新規登録のほか、顧客登録情報やゲート利用履歴の確認、ゲートの施錠・解錠の遠隔操作などを、ネットワークに接続されたクライアントマシンから、暗号化通信に対応したセキュアなWebブラウザを使って行なうことが可能とのこと。またクライアントとしては一般的なPCのほか、SSL暗号化通信に対応したPDAや携帯電話を用いることも可能と、安全かつ管理する場所に縛られないフレキシブルな運用が実現できるというもので、これはファングが独自に企画開発したものとなっている。
今回の件についてファング代表である岸田氏は、「自社ではバーナード・スクエアおよびカフェの運営とは別事業でモバイル公式サイトの運営も行っており、そこからNTTドコモのおサイフケータイを知ったのがそもそもの始まり。有料エリアを設けた施設において、『ひとつ』の会員証で入退室管理はもとより課金徴収も行える利便性の高さは大きな魅力と感じた。また、Edyを展開するビットワレット社が現在、北海道においてその普及に注力しており、10月には札幌のメインストリートでの導入も実施されるなど、『Edy』そのものの認知度が今後飛躍的に増大すると考えられることも併せて、今回の導入に至った」とコメントしている。
また同社はこれを機に、中小規模の施設・団体向けを対象として、非接触型ICカードシステムを導入する際のコンサルティング業務に加えて、携帯電話用アプリケーションを含むコンテンツ開発業務も幅広く手がける予定を明らかにしており、同氏は「実際に自分もEdyを利用しているが、予想以上に使い勝手がよく、コンシューマーに利用されるのは時間の問題と思う。その際、多くの企業がEdyの導入を検討し始めることも予想でき、そのニーズに対応するためにも今回の事業には力を入れていきたい」と話した。
有限会社ファング
http://www.fang.co.jp/
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