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株式会社スカイリー・ネットワークス(本社:東京都港区、代表:梅田英和)は3月24日、センサーネットワーク向け通信ソフトウェア「MicroDECENTRAバージョン2.0」をリリース。4月7日〜9日、東京ビックサイトにて開催される「センサ総合展2004」に出展する事を発表した。
MicroDECENTRAとは、同社の展開する、デバイス、プラットフォーム、通信媒体を問わずあらゆるワイヤレス機器をダイレクトにP2P通信させるソフトウェア製品群「DECENTRA」シリーズののひとつ。今回発表されたバージョン2.0は、各端末が自立的にネットワークを組む「アドホックネットワーク機能」、各端末がデータを適切に中継する「マルチホップ機能」などを搭載したセンサーネットワーク向け通信ソフトウェアとなっている。またセンサーネットワークとは、温度・湿度・振動など周囲の環境を検知するセンサーに小型の無線機を組み合わせたもので、無線による通信を用いて「いつでも」「どこでも」知りたい情報をセンシングできる技術。
スカイリー・ネットワークスではこれまで、センサーネットワーク向け通信ソフトウェアとしてMicroDECENTRAシリーズを提供してきたが、今回のバージョン2.0では、従来の端末8台3ホップまでという制限を解消。親機1台に対して最大255台まで構成可能になったほか、8KBの実行メモリで本格的な経路制御が行えるようになっているのが最大の特徴だという。
また同社はこれと同時に、ユニ情報開発株式会社と共同で有限会社実装彩科ら複数社の協力のもと、センサーネットワーク端末「A2SUF-01」と、これを用いた工場向け業務用アプリケーションを開発した事も発表。
A2SUF-01は工場内での工作機械の状態監視用に設計された端末で、パトライトの明滅を検出する光センサーを装備。同端末を各工作機械のパトライトに取り付け電源を投入することで、自立的にネットワークを構成し、数分後には自動的に工作機械の動作状態を報告。企業らは、工作機械の稼動状況による原価計算や稼働率の算出などを極めて容易に実現できるようになる。
なおスカイリー・ネットワークスとユニ情報開発は既に、関東の工場で30端末を設置した稼動テストを実施。工作機械が立ち並ぶ激しいノイズ環境下でも良好な通信結果を得たほか、1階と2階といったフロアが異なる環境でもマルチホップによる中継機能が有効に機能し、配線を完全に排したネットワークが構成できると確認した事も明らかにしている。
スカイリー・ネットワークスはこれらについて、「今回のバージョン2.0は、もともとユニ情報開発とのA2SUF-01の共同開発にあたって実現されたもの。既に用途が決まっており、それに合わせてシステムを改善したという形だが、MicroDECENTRAのユーザー企業には更なる利便性を提供できると考えている」とコメント。また、今回のMicroDECENTRA2.0/A2SUF-01、および状態監視アプリケーションは、財団法人
東京都中小企業振興公社の「共同開発融合化事業」の助成を受けて開発されたものである事を明らかにし、これらで初年度1億円の売上を目指す構えとした。
株式会社スカイリー・ネットワークス
http://www.skyley.com
センサ総合展 2004
http://www.business-i.jp/event/sensor
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