|
急激にソーシャルネットワーキングが騒がしくなってきた。米国でグーグル社の社員が個人プロジェクトとしてはじめたというソーシャルネットワーキング「Orkut」は、今、英語版ながら業界関係者を中心に日本人の登録者数が2月の時点で3000人を裕に超え、今も尚、その数は急速に増殖し続けている。ソーシャルネットワーキングとは、従来のコミュニティサービスの特徴に加え、人間関係の繋がり、ビジネスにおける人脈作りの機能をより強化したWebサービス。米国のコミュニティ「Friendster」は、たった3ヶ月で100万人超のユーザーを獲得しており、一昨年より米国では爆発的に普及しているサービスだ。
近年、日本のベンチャー企業も相次いで参入。Orkutの日本版とも言える「mixi(ミクシィ)」は、求人求職サイト「Find
Job !」を運営する株式会社イー・マーキュリー(本社:東京都渋谷区、代表:笠原健治)が3月に立ち上げたばかり。Orkutと同様、知人、友人の紹介がないとネットワークには参加ができない仕組みで、売りはオリジナルの日記機能だ。
昨年末にオープンした株式会社ネットエイジ(本社:東京都渋谷区、代表:西川潔)の「Gocoo」は、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表:藤田晋)との共同出資(52%:48%)による運営会社、株式会社GOCOO(本社:東京都渋谷区、代表:西川潔)を設立。1年後には5万人の会員獲得を目指すという。
業界では何かと話題の株式会社ライブドア(旧エッジ、本社:東京都新宿区、代表:堀江貴文)も同ポータルサイト「livedoor」内での出会い系サービス「livedoorアミーゴ」をソーシャルネットワーキングにシフトさせていくという話が出ている。
バリュークリックジャパン株式会社(本社:東京都文京区、代表:ジョナサン・ヘンドリックセン)も1月に「Meetme」というブランドでサービスを提供しているが、同社は既にライブドア社の傘下に加わることが決まっており、ソーシャルネットワーキングにおいてもサービスの統合は必至。今後、さらなる新規参入企業が増えると予想される。
各々の企業が提供するサービスの特徴、カラー、ビジネスモデルに違いはあるが、会員の囲込み合戦の激化は日々加速していくことは間違いない。ただ、形がどうであれ、それによって新しいマーケットが生まれ、ユーザーにとって、業界にとってより発展的なものになるのであれば、どんどんより良い競争をしていただくことを期待する。今後の行方はどうなるか。その動向に注目したい。
「Gocoo」
運営会社:株式会社GOCOO
ビジネスモデル:会費収入
サービス開始日:2003年12月22日
「Meetme」
運営会社:バリュークリックジャパン株式会社
ビジネスモデル:会費収入(現時点では全て無料)
サービス開始日:2004年1月15日
「mixi」
運営会社:株式会社イー・マーキュリー
ビジネスモデル:広告収入
サービス開始日:2004年3月3日
Gocoo/株式会社GOCOO
http://www.gocoo.jp/
Meetme
http://www.meetme.jp/
mixi
http://mixi.jp/
株式会社イー・マーキュリー
http://www.emercury.co.jp/
バリュークリックジャパン株式会社
http://www.valueclick.ne.jp/
株式会社ネットエイジ
http://www.netage.co.jp/
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/
株式会社ライブドア
http://corp.livedoor.com/
|