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トライベック・ストラテジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表:河野龍太)は、「主要企業Webサイト・ユーザビリティ調査2003」を実施。その結果を発表した。
この調査は昨年5月〜9月下旬にかけて行われたもの。評価対象は、「金融」「情報」「通信」「電機機器」「飲料」「運輸・旅行・エネルギー」「ファーストフード」「自動車」「食品」「小売」「AV/オーディオ」「衣料」「エンタテイメント」「化粧・トイレタリー」の全14業界における、主要企業100サイト。評価は同社のユーザビリティ診断プログラムを用いる方法で行われている。なお評価項目は、「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全108項目。
これによると主要企業100サイトでは、「アクセス性」「ナビゲーションの使いやすさ」「ヘルプ・安全性」の3つのユーザビリティで、特に問題があるという。中でも「アクセス性」は特に課題が多く、具体的には、ユーザーがサイト来訪をする際の代表的な手段である「検索エンジン」対策が不十分であることがわかった。但し、8割以上のサイトがフレームを使用しておらず、フレームを使用することによって検索エンジンで摘出されにくいという弊害については理解が進んでいるものと考えられる。
なお「ナビゲーションの使いやすさ」については、カテゴリー数が多くどこを見ればいいか迷うなど、ユーザーが直感的にサイト内を移動する上での問題を抱えているサイトが多いもよう。「ヘルプ・安全性」では、7割以上のサイトでプライバシーポリシーを記載しているが、内容的に不十分なサイトも存在。また、ほとんどのサイトで何かしらの個人情報を取得しているにも関わらず、セキュリティ上の対策を講じていないサイトもまだかなりあったという。
業界別に見た場合では、Web上での取引サービスの利用が高まるにつれユーザーにとっての使いやすさを重視したリニューアルを頻繁に行っている等の理由からか、「金融系企業サイト」はのきなみ高評価。逆に低評価だったのは「化粧・トイレタリー系企業サイト」で、各商品ブランド毎に個別サイトを有しているところが多く、商品ブランドサイトの数が多い割りにスムーズな移動など、ナビゲーションの配慮が不足していることが要因として挙げられていた。また、参考資料として「上位10ランキング」も発表されている。
・上位10ランキング
第1位 大和證券 http://www.daiwa.co.jp/
第2位 日本IBM http://www.ibm.com/jp/
第3位 アマゾン http://www.amazon.co.jp/
第4位 日本生命 http://www.nissay.co.jp/
第5位 ユニクロ http://www.uniqlo.com/
第6位 日興コーディアル証券 http://www.nikko.co.jp/SEC/
第7位 三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/
第8位 松井証券 http://www.matsui.co.jp/
第9位 サッポロビール http://www.sapporobeer.jp/
第10位 UFJ銀行 http://www.ufjbank.co.jp/
トライベック・ストラテジーは2001年9月の設立以来、マーケティングとITとの融合領域における戦略コンサルティング業務およびシステム・コンサルティング、システムの構築等を手がけてきた企業。同社によると、「事業を展開していく中で、ユーザーにとって『ランキング』は非常に興味深いものだと感じ、同調査を実施した。ユーザビリティとは一言で言えば、使い勝手・使いやすさ」。ユーザビリティ上で課題があるサイトでは、来訪者の低迷や競合へのユーザー流出がおきたり、ECサイトであれば売上低迷の原因にもなるほか、欲しい情報に辿り着けない等のストレスからブランドイメージがダウンする等の問題も生じる。ブロードバンドの普及によりWebサイトの事業価値が注目される中で、ユーザビリティの向上は必須の課題。ユーザビリティについての調査は今回(2003年度)が初めてのことだが、来年も引き続き同調査を実施してきたい。」とコメントしている。
トライベック・ストラテジー株式会社
http://www.tribeck.jp/
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