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ISP5社がVoIP相互通話共同実証実験を終了してモニタ調査結果を発表
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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(略称:NTT
Com、本社:東京都千代田、代表:鈴木正誠)は3月6日、今年1月29日〜2月28日までの期間、他4社と共に実施していたVoIP相互通話共同実証実験を終了したと発表した。この実験はOCNを運営する同社と、So-net、BIGLOBE、@nifty、Panasonic
hi-hoといった、各ISP事業を運営している計5社が共同で行っていたもの。各々の会員から合計役4万人のモニタを募り、NTT
Com VoIP基盤ネットワークを利用したIP電話試験サービスを提供。各ISP間の相互通話の品質面・運用面の検証を行うほか、約1万人のモニタを対象に共通アンケート調査によるサービスの評価を行う事が目的とされていた。
発表によると、音声品質については、一般電話への通話・IP電話同士の通話のいずれにおいても、半分以上から「一般電話並かそれ以上の品質である」と評価されたほか、各ISPおよび通話対地の組み合わせで行った相互通話品質測定においても、一般電話並の音声品質が確認できたという。
トラフィック動向については、アンケート調査により「通話時間が増加した」約40%、「2倍以上に増えた」10%以上との結果を得ており、「試験サービスでは一般電話向けの通話も含め全て無料であったため、本格サービス時のIP電話同士のトラフィック傾向に近いものであった」との見解が発表されている。なお「IP電話同士の通話」については、約10%のモニタが「経験がある」と回答しており、その通話比率も開始当初から増加傾向にあるもよう。これに対してNTT
Comは、「通話できるIP電話の総数が増えてきたことによるものと考えられ、NTT Com VoIP基盤ネットワークを利用するユーザ数が増えるに伴い、IP電話同士の通話比率が益々増加する」と予想している。
そして運用面では、申込受付としてISP経由で入ってくるオーダ処理を行うCRMシステムを構築したほか、開通サポートとして端末サポート用VoIPセンターを設置し、高速・効率的な開通を実現。更に、基盤ネットワークの保守は、保守一元窓口としてVoIPテクニカルセンタを設置。実証実験を通じて、各ISPとの連携を図り速やかな対応が行える体制を整えるなど「十分な運用ノウハウを修得」したとしている。
なお、今後の利用意向に関しては、アンケート調査より70%以上が「本格サービス後も利用したい」応えているとのこと。またその主な理由としては、「一般電話への通話料金の安さ」92.4%、「IP電話同士の無料通話範囲の広さ」67.6%など、「大手ISP間での無料通話が可能なNTT
Com VoIP基盤ネットワーク」がを高く評価された形になった。
またアンケート調査によると、インターネット上での通信であるために「盗聴」「個人情報漏えい」「迷惑電話」などのセキュリティ面に関する心配を挙げるユーザーが多く、その他、現在は多くのユーザーが「満足」としている品質面についても、今後のVoIPの普及によっては心配になるとの意見が出たという。NTT
Comは、これらセキュリティ面・品質面の心配に対して、顧客・サービス情報の機密性の強化、DoS攻撃などシステムアタックへの対処、音声品質の確保・維持施策などの具体的な手段を各ISPと連携して検討する考えで、これまでの運用実績を最大限に活かしたVoIPサービスの実現に取り組む構えとした。
また今回の実験終了により5社は、NTT ComのVoIP基盤ネットワーク上における、ISP間の相互通話の実現を確認。当初の予定どおり、3月1日より順次本格サービスへ移行していく予定としている。但し「Panasonic
hi-ho」の試験サービスは3月16日まで実施されるもよう。
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社
http://www.so-net.ne.jp/
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
ニフティ株式会社
http://www.nifty.com/
松下電器産業株式会社
http://matsushita.co.jp/
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