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Home - 起業チャレンジ2011 - 【最終回】起業をとりまく環境

起業チャレンジ2011

ただのプランで終わるか。起業して未来を変えるか。

2000年の創業以来、数多くの新規事業の企画や立ち上げを支援してきたスカイライトコンサルティングが、ビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ2011」を開催します。入賞者には、最高300万円の起業資金を提供。

【最終回】起業をとりまく環境

「起業チャレンジ」は、起業を前提とした20代限定のビジネスプランコンテストです。ですので、当然、いまどきの若者の動向は気になります。

若者の起業意識

竹内

若者の起業意識ってどうですか

羽物

やはり下がってるんですよね。

竹内

だからこそ出てきてほしいですよね。こういう不景気なときに出てくるやつの方が腹が据わってると思うんですよね。今って何をやってもそんなに上手くいくタイミングじゃないので、そこにあえて勝負したれ!って。

逆に言うと、今エグジットしたり、成功している会社が創業したタイミングってそんなにいいタイミングじゃなかったと思うんですよ。ちょうどネットバブルの手前くらいで創業して、一度ネットバブルを経験して、ガンッと落ち込んでという人たちが多いので、そういう人たちはやっぱり腹据わってますよね。

羽物

一度落ちたところを経験しているからね。もうジタバタせずに。

竹内

そこを生き残ったやつがエグジットしてるんで。

羽物

だからある程度あきらめないで続けるというのも必要なんだと思いますね。「ダメなものは見切れ」というその理屈もあるし、でも「あきらめないで続けていれば物になる」という理屈もあるような気がして。一概には言えないなと思います。

竹内

こういう景気だからこそチャレンジしてくる人がいいですよね。

いいときは何やってもいいんでね。

羽物

若者の意識って、就職の志向も安定志向と言われますが、二極化してるのかもしれませんね。とんがっている人も相変わらずいるんですが、この割合は狭まっているのかもしれないなと思いますね。起業については、とんがっていないと上手くいかないじゃないですか。

竹内

本当にそうなんですよ。

羽物

ちょっと変わっているように見えて、人間的にアンバランスなのかもしれないんだけど、すごいできるところがあって、ちょっとした狂気のような部分がうまくはまるとすごくいい風になるのかなと感じます。

竹内

何でも真面目なやつが真面目なことやってもあんまり面白くないですもんね。真面目が悪いわけじゃないですけどね。

羽物

そうですね。減点主義だと上手くいかないじゃないですか。いいところ、面白く思えるところを、拡げていくようにしないと上手くいかないので。スタートアップの企業なんて探せばマイナスポイントはたくさんありますし、そんなとこを見てもしょうがないので。

竹内

逆にダメなところをいいと見えるぐらいのところですよね。

羽物

そういうこともありますよね。何もないから面白いんじゃん。何にもできてないから今の状況、面白いよねえって楽しめるくらいなほうが向いてるんですよね。

竹内

ツイッターなんかそうですもんね。最初出てきたときなんか「こんなん誰が使うねん」っていう感じでしたよね。これつぶやいて何が面白いねんみたいな話だった。

羽物

何がうれしくてつぶやくんだろう(笑)。ありましたよね。

今は「やってないの?やってないの?」

竹内

そう「つぶやいた方がいいよー」って言われて(笑)。こういう時代ですからね、何が本当にいいのか分かんないですよね。

羽物

そうですね。とりあえずやってみるということも必要なんだろうなあと思うんですけど。

日本における起業をとりまく環境

竹内

日本のIT系のサービスとかも、海外のパクリものが本当に多いんで、なんか新しいものを作っていってほしいですよね。結局ツイッターとか出てきても、その関連サービスみたいなのが日本でもぼこぼこ出てきたじゃないですか。結局ツイッターしか今は残っていないような状況ですが。

羽物

日本だけで流行っても世界的に見るとユーザー数が絶対的に少ないですよね。

竹内

携帯とか、日本の技術が進んでるけど、結局、日本だけの発展だってよく言われてるじゃないですか。あれって難しい問題で、多分サービスにおいても同じようなことが言えると思うんですよ。今のネットサービスっていうのは、アメリカとかで流行ると、APIが公開されて、誰もがそのサービスを使って、いろんなサービスを開発できて、それでそのサービスがどんどん広まって世界的規模になっていくようなことがあると思うんですけど、日本でどんなにそういうサービスを開発しても、そのAPIを使って開発していく人間がいないんですよね。だからその1社だけでAPIを公開しても全然そのサービスが広がらない。それがもっと海外の人たちに知れ渡って、海外のエンジニアたちがこぞってそこを開発するようになると変わっていくと思うんですが、それがない。難しい問題ですよね。言語の問題もあるんでしょうけどね。

そういう意味では日本でも進んだサービスってあるんですけど、周りが全然それを使ってくれなくて。でも同じようなサービスがアメリカとかで出てきて流行っちゃうとそっち側にみんな行っちゃうみたいなところがあるんで。

羽物

そうなんですよねー。オリジナルは日本の方がもっと早かったのにっていうのがね。

世界で広めるのに、「日本でやっています」だと広がんないのかなというのがあるのかななんて思いますね。

竹内

広がんないし、なかなか日本に興味もって日本のサービスを見てくれるエンジニアがいないんでしょうね。

羽物

シリコンバレー辺りだと、仲間内で使い合ってみたいなね。

竹内

そうそう、それで広まっていくじゃないですか。評価し合って、ブラッシュアップし合ってみたいな、それで、日本人も参加して、日本でも広まってというのがあるんだけど、逆はないですよね。

羽物

それも含めてのエコシステムなのかなと思います。

竹内

そういう仕組みがあるといいですよね。

羽物

中国人に使ってもらえればいいのかな。13億人パワーで。

竹内

本当にそうですよ。アジアの人たちがもうちょっと見てくれるといいですよね。中国で早く「起業チャレンジ」をやっていただかないと。グローバル化していくと面白いかなと思います。起業家の海外ネットワークが広がったりして。

起業家にとって、最初の一歩を出せるというきっかけづくりというのはすごいことなので、この先も続けていただきたいなあと思います。上から言ってすみません(笑)

羽物

いえいえ(笑)、そうやって言っていただけると気持ちも高ぶるので。やっぱりやって、「いいよね、いいよね」って言われると、やり続けられるじゃないですか。

竹内

いやー続けることは大変ですよね。お金も出しているわけですし、時間もね、コストも人件費もかかってるわけなんで、大変ですよね。

羽物

それでちょっとしたことでも前向きな動きができるんだったら、日本発の世界的事業の芽が出てくることに貢献できるんだったらいいかなと思います。

竹内

出てきてほしいですよね。また、そういう人にチャレンジしてほしいですよね。

羽物

「おーこれすげー」っていう叫んじゃうようなチャレンジが来るとドキドキしますね。

竹内

本当にアイデアだけでいいんですもんね、まずは。

羽物

いいです、いいです。

竹内

何もできてなくても。そこまで一緒に持っていってくれるという部分もあるんですよね。

羽物

基本、自分たちで動いてくださいという方針ですが、見ていて必要であれば、うちから紹介をしたり、小川の問いかけによって進めていってくれれば。答えは出さないですけどね。

押し付けられた答えだと、やらされ感があるじゃないですか。自分たちで出した答えは、これやろう!ってなりますからね。これ行けるからやるという思い込みは結構大事ですよね。

竹内

そうですよね。今日はありがとうございました。

羽物

こちらこそありがとうございました。

羽物 俊樹(ハブツ トシキ)

スカイライト コンサルティング株式会社 代表取締役。英治出版株式会社 社外取締役。
慶應義塾大学理工学研究科修士課程を修了。アンダーセン・コンサルティング(現・アクセンチュア)を経て、2000年、同志数名と共にビジネスコンサルティングを手がけるスカイライト コンサルティングを創業。現在では100名以上のコンサルタントが在籍し、事業領域を拡大している。同社でプロフェッショナル人材の育成に尽力し、訳書には『選ばれるプロフェッショナル』(2009年、英治出版)がある。週末には、地元小学校のサッカーチームの監督としても活躍。

  • テーマ

    インターネットやモバイルなどのITの活用により、社会的な問題の解決や新しいライフスタイルの提案など、社会にインパクトを与える事業を創出する可能性のあるビジネスアイデア。

  • 応募資格

    ・2名以上6人以下のグループであること

    ・代表者の年齢が30歳未満(2011/1/1時点)であること

  • 応募期限

    9月1日(水)〜9月30日(木)
    ※応募方法についてはコチラをご覧下さい

  • 起業資金

    審査において優秀と認められたプランを提出した応募チームに対しては、1年以内の会社の設立を条件として、上限300万の起業資金を授与します。

 

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