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Windows PCでスパコンを実現。イマジオムが基盤技術を開発
March 23 , 2012 17:07 | Venture Now 編集部
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株式会社イマジオム

 イマジオムが22日、市販されているWindowsパソコンを使い本格的なスーパーコンピューティング(スパコン)を実現する基盤技術を開発した。

 スパコンとは、高速で大規模な計算処理をおこなう技術。一般的なパソコンでは数時間から数年も要する高度な計算処理をわずか数十分程度で終わらせることができる。

 おもにCG制作や医療・金融分野、高度な災害シュミレーションなどといった非常に複雑な計算処理を伴う現場でのニーズが高い。

 ただスパコンを実際に使うには、高額な費用に加え、スパコンでソフトを動かす専用のプログラムを新たに開発しなければならないなど、膨大な手間とコストが掛かり、商業ベースでみると実用的とはいえない。

 一時期注目を集めたグリッドコンピューティングは、セキュリティの問題のほか、思っていたほどのスピードも出ないなど、まだまだ課題も多く、「PCを数百万台くらいつながないとメリットがでない」(イマジオム代表 高木太郎氏)という。



 今回イマジオムが開発したのは、高性能の64ビットWindowsを搭載した約1万台(9,728台)のパソコンを協調動作させることのできる、汎用のクラスタ作成技術。

 もともと同社では、WindowsをOSとするPCクラスタ「Windowsクラスタ」を自作するためのミドルウェア「HarmonyCalc」を2006年6月より提供していたが、これまでのものは32ビットでしか動かなかった。PCも最大608台までしか繋げれず、スパコンと呼ぶには力不足だった。

 しかし、今回開発した基盤技術により、世界でもトップクラスのスパコンなみのスピードを実現できるようになった。

 また、Windowsパソコンのため、プログラマーが普段使い慣れたプログラミング言語を使って、スパコン向けのソフトウェアを自由に作ることも可能だ。

 費用は、PC4台を繋ぎあわせた最小構成のもので50万程度。300台規模を繋いだ場合でも300万円未満で収まるという。

 イマジオムの設立は2004年4月。収益事業として三次元造形の3Dプリンターなどの開発(OEM)を手がけているが、創業以来、市販のパソコンを複数台つないで作る「PCクラスタ」の研究・開発をおこなってきた。

 「気が向いたときにチョロッとスパコンが使えるような文化にしたい。休日、ホビーとしてスパコンが使えるようになってもいいんじゃないか」(高木氏)

 パーソナル“スーパー”コンピューティングの時代がそろそろやって来るかもしれない。



株式会社イマジオム
http://www.imageom.co.jp/

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