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独立行政法人情報処理推進機構(以下IPA)のセキュリティセンターは3日、2011年1月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況について発表した。
これによると、2011年1月のウイルス検出数(届出者から寄せられたウイルスの発見数)は約2.3万個と、2010年12月の約2.3万個から同水準での推移。セキュリティセンターに寄せられたウイルス検出数約2.3万個を集約した結果、届出件数(同一発見日で同一種類のウイルスの検出数)は1,106件となった。
最も多く検出されたのは、W32/Netsky で全体の約70%を占める。次いで、W32/Mydoom の約15%、W32/Autorun の約6%と続く。

ウイルス・不正アクセス関連の相談総件数は1,463件。そのうち「ワンクリック請求」に関する相談が442件(12月 474件)、「偽セキュリティソフト」に関する相談が17件(12月 10件)、Winny に関連する相談が3件(12月 4件)と、先月と比べてそれほど変動はみられなかった。

なお、IPAでは利用者が急増しているスマートフォンのウイルスについても注意を喚起。1月にAndroid端末に関する事例を公開している。端末としての見た目は携帯電話と似ているが、その機能や仕組みはPCに非常に近いため、スマートフォンへ応用されたウイルスの攻撃が増加傾向にあるという。

また2010年末より、Geinimi(悪意によって意図しない電話発信やメール送受信、個人情報の漏えいを引き起こす)と呼ばれる、ボットの機能を持つ新型ウイルスが流通していることが、複数のセキュリティ関連組織の発表でわかった。
現時点では、解明されている指令サーバ(ウイルスに悪意のある命令を出すサーバ)が通信不能のため感染しても実害の心配は少ない模様。但し、いつ状況が変化するか予測がつかないため、まずはアプリを入手する際は信頼できる正規ルートに限定することを推奨している。
1月のコンピューターウイルス・不正アクセス届出状況
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2011/02outline.html
独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
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