|
本スキャン株式会社は27日より、書籍を裁断、スキャンして電子書籍化(PDF化)するサービス「本スキャン」を開始した。
「本スキャン」は、ユーザー自ら書籍を裁断し、スキャン、PDF化をおこなう、いわゆる「自炊」を代行する電子書籍化サービス。同社によって電子書籍化されたデータは「Kindle」をはじめ、「iPad」、「iPhone」などに表示最適化される。
サービスの利用には会員登録が必要。ユーザーは決済完了後、書籍を同社へ送ると1週間以内には電子書籍化されて戻ってくる。また、アマゾンなどのネット書店から書籍を直接郵送することも可能だ。料金は1冊100円から。

近年、書籍の電子化ニーズは高まっている。米Apple社の「iPad」をはじめ、8月27日にはアマゾン社の新型キンドルが発売された。ところが、肝心の「コンテンツ(電子書籍)がいっこうに充実してこない」(同社代表井関氏)。これが同サービスを構想したきっかけのひとつとなっている。
「クオリティーにはこだわっている」と話す同社代表の井関氏。同氏はEコマースのソリューション提供を展開する株式会社ECホールディングスの代表でもある。今回の電子書籍化サービスの本スキャンは同社の子会社として設立しており、ECホールディングスの事業のひとつという位置づけだ。将来有望とされる電子書籍事業の領域で勝負するにあたり、まずは電子書籍化サービスという切り口でいち早く同領域に参入し、そこでのノウハウ蓄積が狙いでもある。
国内では、既に同様の類似サービスがいくつか存在するが、まずは顧客対応やサービスのクオリティを充実させることを強調。「(その後)どう踏み込んでいくかはこれから」としながら親会社のECホールディングスのほか、シナジーが期待できる事業会社との連携を視野に「より大きな視点でやっていきたい」(同社代表井関氏)と今後に自信をみせる。
本スキャン株式会社
http://honscan.jp/
|