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株式会社ヒトメディア(本社:東京都港区、代表:森田正康)は11日、欧文印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表:和田隆史)と共同で、個人向け電子書籍作成サービス「WePublish(ウィーパブリッシュ)」β版の提供を開始した。同日時点で、無料作品の作成・公開のほか、実際の書籍として1冊からのオンデマンド出版(有料)が利用できる。
WePublishは、Web上で電子書籍の作成・公開・販売が行えるオンラインサービス。電子書籍の販売サイト「WePublish」と専用の無料ビューワーアプリ、専用の電子書籍制作サイト「Online Editor」で構成。ヒトメディアが「WePublish」の運営とビューワーアプリの開発を担当。欧文印刷が「Online Editor」と電子書籍を実際の書籍として印刷・製本するオンデマンド出版サービスを提供する。

電子書籍を作成するユーザーは、無料のアカウント(共通)を取得し「Online Editor」にログイン。サイトの作成画面から、書籍のタイトルや表紙や縦書き・横書きなどのデザインを選択し、テキストや画像を編集することで電子書籍の作成が行える。ブログなどからインポートしたデータの利用も可能。
作成・公開された電子書籍は、WePublishのサイトで購入(現在は無料のみ)する形だが、閲覧は専用の無料iPadアプリ「WePublish for iPad」でのみ可能(8月末にはiPhone用アプリを提供予定)。「Webでの閲覧はコピーの問題がある。また、ePUB形式などはあくまでも横書き前提の海外仕様。縦書きも読めるように独自の形式を採用し、アプリでのみ閲覧する形をとっている」(ヒトメディア 代表 森田氏)。
WePublishの特徴の一つは、電子書籍を1冊から実際の書籍としてオンデマンド印刷できる点。印刷・製本代はカラー/モノクロ、サイズ、ページ数、冊数から算出され、モノクロ・B6サイズ・100ページ・1冊の場合であれば1,150円(送料別)で書籍化が可能。ヒトメディアでは、主な利用ユーザーとして大学関係者による論文や教材、参考書の作成などアカデミックな用途を想定しており「単に電子化してWeb上で見れますというのではなく、論文など成果物(実際の書籍)を出した上で、電子でも展開しているという環境を作れることは大きい」(森田氏)。
9月初旬には電子書籍の有料販売を開始し正式サービスに移行。著者が自身で販売価格を決定できる仕組みを構築し、ヒトメディアは電子書籍の販売価格から3割を著者に支払う。今後、研究者を中心に3,000人程度の著者を集めていく考えで、年末までに200コンテンツ程度を揃える。

WePublish
http://wepublish.jp
Online Editor
http://editor.mybooks.jp/wepublish
株式会社ヒトメディア
http://hitomedia.jp
欧文印刷株式会社
http://www.obun.jp
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