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株式会社SpinningWorks(本社:東京都港区、代表:白形洋一)は31日、App Storeにてソーシャルリーディングサービス「Qlippy」α版のiPad向けアプリの無料提供を開始した。
Qlippyは、iPad向けビューワーアプリとWebサイトを連携させる形で同社が開発を進めてきたソーシャルリーディングサービス。今回提供を開始したα版では、PCからEPUB形式のコンテンツをiTunes経由でiPadに取り込み閲覧するビューワー機能のほか、閲覧文中のテキストをクリッピング(切り抜き)し、コメントを付けて他のユーザーと共有できる共有機能を提供する。共有は、“同じ箇所を閲覧した他ユーザーのクリッピングとコメント”がQlippyのサイト経由で自動的に表示される仕組み。ページをスクロールさせていくことで、新たなクリッピングとコメントが表示され、表示されなくなった箇所のコメントは自動的に消えていく。

専用のWebサイトでは、コンテンツそのものは保有せず、書籍のタイトル、著者名、クリッピングした情報とその位置、ユーザーのコメントが共有される。iPadアプリの所有ユーザーは、同サイトにログインすることで、他のユーザーが保有する電子書籍やコメントを確認することが可能。
「まだ、コンセプトのほんの最初部分までしか提供出来ていない」(SpinningWorks 代表 白形氏)と話すように、今後もバグフィックスを進めながら各種機能を拡張。Qlippyのサイト内で、Twitter、Facebookなど各ソーシャルサービスと連携していくほか、今年の10-11月を目途に、他のビューワー開発・提供会社などに向けQlippyのクリッピングやコメントの共有機能を付加できるAPIの公開を予定している。
「Qlippyのメインはビューワー側ではなく、メッセージを配信するハブの機能を提供するWebサイト側にある。Webサイトとアプリの間でデータのやり取りをしているが、それを公開することで、Qlippy純性のビューワーとは違うビューワーを作れる環境を提供したい」(白形氏)
SpinningWorksでは、日本向けApp Storeの紹介ページを除き、全てのインターフェースを英語で作成するなど海外を優先する形で展開しており、提供から2日間の利用は約半数が米国から。今後は、EPUB形式のコンテンツの収集・配信を行う流通系企業との連携や、ビューワー提供会社に対するAPIの公開を踏まえ、年内に1-10万ユーザーの獲得を目指している。

Qlippy
http://qlippy.com
株式会社SpinningWorks
http://www.spinningworks.com/company
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