|
Eugrid株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:池田実)は7日、ローカルネットワーク(LAN)内で活用する擬似シンクライアントシステム「Eugrid Secure Client」をバージョンアップし、8月1日より「Eugrid Secure Client V2」の提供を開始することを明らかにした。Windows 2000・XPに加え、Vista・7に対応したことで、企業でのPC買い替えに伴う、OSのバージョンアップ、データの引越し需要に対応する。
「Eugrid Secure Client」は、擬似シンクライアント環境を実現するサーバー/クライアントソフト。Eugridが独自開発し、2006年9月より提供を開始。8日現在累計でクライアントPC約11,000台に導入されている。アプリケーションソフトは、従来通り各PC端末内で稼動させながら、作業で生じた各種データファイルや個人毎の各種設定環境を強制的にネットワーク上のファイルサーバーやNASへ保存。各端末側にデータを残さない一元管理環境(擬似シンクライアント環境)を構築できる。

管理者用の画面から、サーバー側への保存場所を指定できるほか、セキュリティレベルを3段階で調整でき、USBメモリ/DVDなど外部記憶装置の使用を禁止したり、ログイン直後に起動させた特定のアプリケーション以外Windows機能の仕様を禁止する設定も行える。逆に特定のアプリケーションソフトに対してのみ、指定されたファイルへの書き込みを許可することも可能。また、USBメモリ/携帯HDDを活用したオフライン環境での利用や、VPNなどリモート環境下で作業しつつ、ユーザーデータをRAM上に保存することで端末側にデータを残さないオプションサービス「Eugrid Secure Client Mobail Option」も用意している。
今回発表した「Eugrid Secure Client V2」では、これまでのWindows 2000・XPに加え、Windows Vista・7に対応。ログインした端末のOSに合わせて、サーバー側でユーザーの各種設定環境など自動的に変換するため、PCの買い替えでOSをバージョンアップ、複数バージョンが混在した環境下でも、任意のPC端末を利用して継続的に作業を行える。
「XPの端末から、7の端末に移行するだけでも非常に労力の掛かる作業だが、今回の対応でユーザーはバージョンの違いを意識せず、普段どおりの環境で作業を継続でき、企業側の負担も大幅に軽減できる」(Eugrid 代表 池田氏)
Eugrid Secure Client V2の提供形態は、ソフトウェアの売切り型。導入費用は、従来同様、PC100台に導入する場合でクライアントPC1台につき16,000円、サーバーソフトが32万。導入作業を代行する場合は、別途費用が必要。
「シンクライアント(は高価なため)とてもじゃないが入れられない。ただ、運用コスト下げたい。情報漏えいを防ぎたい。といったニーズに最適なソリューション」(池田氏)。年内に累計でクライアントPC18,000台への導入を目指している。

Eugrid Secure Client/Eugrid株式会社
http://www.eugrid.co.jp/
|