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株式会社ageet(本社:京都府向日市、代表:岡崎昌人)は9日、ピアツーピア(以下P2P)の音声暗号化アルゴリズム「ZRTP」を採用したソフトフォン「ガードボックスフォン」を販売開始した。
ZRTPとは、電子メール暗号化ソフト「PGP」の開発を手がけたフィル・ジマーマン氏が米国の推奨暗号化方式の基準に沿って設計した電話の暗号化プロトコル。ageetではフィル・ジマーマン氏を暗号化顧問として迎え、同氏監修のもとガードボックスフォンを開発した。

ZRTPは音声自体に解読困難な暗号化を施し、P2Pのためルータの強度に左右されずセキュリティの強度を保ったまま通話できるといった特徴を持つ。さらに、ユーザーが接続時に認証ボタンクリックする相互認証アルゴリズムのSAS認証といった人的要素も取り入れ、セキュリティを強化している。
その他、鍵交換には要望に応じて「DH 2048bit」もしくは「ECDH 384bit」、音声は「AES 128bit」もしくは「AES 256bit」から選択できる。
ガードボックスフォンはオープン価格となるが、セキュリティ強度の異なる二種類のメニューを用意。「現在提供しているビジネス用ソフトフォンが1万円程度(ライセンス価格)であるのに対して、安価版で2倍から2.5倍程度の価格帯を想定している」(ageet代表岡崎氏)
既に暗号化を取り入れているがより強固なセキュリティを求めている企業や、不特定多数との通話にも暗号化を取り入れたい企業などを中心に提供する考え。また岡崎氏によると、日本国内に留まらず全世界に向けてガードボックスフォンを提供し、年間1,000ライセンスの販売を目指すとしている。
ガードボックスフォン
http://www.ageet.com/news/2010.6.8-guardvox-phone-released.htm
株式会社ageet
http://www.ageet.com/
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