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株式会社パテントビューロ(本社:東京都文京区、代表:永井歩)は18日、特許文献(特許公報等)をもとに独自に要約・加工した技術情報を提供する特許情報検索サイト「astamuse(以下アスタミューゼ)」の正式提供を開始した。
アスタミューゼは、今年の6月からβ公開してきた研究者や技術者、企業経営者向けの特許関連技術情報サイト。あえて特許に絡む法律関連情報を排除し、技術情報に特化することで、技術研究・開発において利用しやすい情報に加工。12月21日現在で、2005年からの5,921,099件の技術情報が登録されているほか、ユニークユーザー数で月間50万人が利用している。一つの技術・特許情報は様々な観点(特許、製品、サービス、発明者、企業など)で整理。どのような技術が特許として公開されていて、その技術を利用したどのような製品が存在しているのか、フリーワード検索を入り口に、興味を持ったタグや、関連情報のレコメンドをたどる事で、調べられる。

「当時の特許技術が、現在はまったく異なる産業分野で製品化されている場合もある」(パテントビューロ永井氏)ことから、各技術・特許情報は、現在どの産業分野で製品化されているかといった技術・特許の様々な構成要素(産業、技術、機能、素材、方法等)をタグとして抽出し、毎週最新の情報に更新。これまで困難だった過去の特許技術が他の分野で製品化している場合の情報収集にも対応した。また、ユーザー自身が所属する産業分野を選択することで、同じ業界のユーザーが閲覧した情報の一覧も「似た人が見たページ」として確認できる。
開発者個人が日常的に技術・特許情報を調査できる環境の提供が目的のため、閲覧・検索など、アスタミューゼの基本機能は、会員登録なしに無料で利用が可能。会員登録(無料)を済ませるとPDFファイルでのダウンロード、メモ機能、条件設定によるメール配信機能も利用できる。
永井氏は「本来は開発中もしくは開発前に必要な特許の調査が、有料のためにほとんど行われていないのが現状」と話し、個人レベルで技術・特許の把握を日常的にすることが“自社の先行技術調査といった費用削減”“他社への特許侵害リスク軽減”といった企業経営へも有効であると訴える。
サイトの収益としては、各技術特許を活用した製品の販売について、メーカー側から資料請求ベースでの成功報酬を獲得していく計画。
2010年1月上旬を目途に、自身の特許情報がどれだけ閲覧されているか、同分野の研究者が全国にどの程度いるか、といった「サイトのアクセス解析のような情報」(永井氏)を提供する計画で、あわせてSNSに近い形でコミュニティ機能を強化。今後1カ月程度でユニークユーザー数で月間100万人の利用を目指している。
astamuse
http://astamuse.com/
株式会社パテントビューロ
http://www.patentbureau.co.jp/
【訂正】文中4段落目にて、会員登録なしで使える機能として「条件設定によるメール配信」を挙げておりましたが、誤りです。同機能は無料の会員登録後に利用できる機能になります。該当箇所を訂正の上お詫び致します。(2009-12-22)
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