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株式会社アーカム(本社:兵庫県神戸市、代表:畠中英秋)は、10月1日より書店向けに古本や中古CDなどの買取査定機能を提供するASPサービス「買取28号」β版の無償提供を開始する。導入店舗で、持ち込まれた古本やCDなどを登録(バーコードの利用も可)すると、自動的に査定価格が表示される。年内には、Amazon.co.jpのマーケットプレイスへの自動出品・価格改定機能を追加搭載し正規版の有料提供に移行する予定。
アーカムでは、自社で運営する書店(2店舗)とオンライン販売サイト「アーカムブックス」にて、利益率の高い古本と集客性の高い新刊本を合せて販売する“併売”を2000年頃より実施してきた。「業界として新刊と古本で対立してしまうところもあるが、一方でうまくシナジーを出していける部分もある。本という商品を長く販売していくためにどうしたらいいか」(アーカム 代表 畠中氏)を考える中で、書店での併売に向けたシステムとして「買取28号」の開発を進めてきた。

買取査定のベースとなる、買取価格データの初期設定には、コミックの場合、アーカムで実際に利用している買取データ値(コミックマスタ約160,000冊)を利用。CD・DVD・ゲームについては該当商品のAmazon最低販売価格や発売日を基準に算出した買取データを活用する。“発売期間からのレート”や“タイトル指定”により導入書店側で、任意の買取価格も設定可能。10月1日以降は、各書店の買取実績に応じたデータも取り込む。
年内には、Amazon.co.jpのマーケットプレイスへの自動出品・在庫管理・価格改定機能を追加搭載し、有料の正規版へ移行する計画。β版のユーザーについては、正規版の初期登録費用を免除する方針で、現時点で正規版の初期費用は49,800円、月額9,800円を予定している。また、月額費用の中から、2,000円を「作家応援金」としてアーカムで担保。現在、買取28号の利用料金から一部を作家に還元する仕組みの構築を目指し、各関係団体などとの交渉を進めている。
「あくまでも作家さんに直接還元していきたいと考えているが、実際に販売された利益から一部を提供する仕組みを構築できるのは、かなり先になると思う。まずは、固定費から一定額を担保し、各関係団体などと調整を続けていく」(畠中氏)。
アーカムでは、新刊書店を中心に中古メディア書店などへ買取28号の導入を推進。2011年5月を目途に4,000店舗への導入を目指している。

買取28号 β版
http://www.arcam-b.com/k28p/
アーカムブックス/株式会社アーカム
http://www.arcam-b.com/
【訂正】文中3段落目にて、「買取データ値(コミックマスタ約15,000冊)」としておりましたが誤りです。正しくは「買取データ値(コミックマスタ約160,000冊)」になります。該当箇所を訂正の上お詫び申し上げます。(2009/09/29)
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