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株式会社Any(本社:東京都渋谷区、代表:畑野仁一)は、今年に入り株式会社エイチアイ(本社:東京都目黒区、代表:川端一生)のほか既存株主らを割当先として総額約1億7千万円の資金を調達していたことがわかった。

Anyでは、これまで自社運営のSNSサービス「Any」を軸に事業を展開してきたが、昨年末より、3Dアバターの提供事業に軸足を移行。資本提携したエイチアイとは、同社開発の3Dアバター描画モジュールとAnyが保有する2,000-3,000のアバターアイテムを組み合わせ「3DアバターASPシステム」を共同開発した。今後も開発面などで協業体制を敷くが、システムの提供元はAny。同システムを各種ソーシャルサービス(OpenSocial対応)に無償提供し、アバターアイテムの販売による収益を提供先企業とシェアするモデルで事業を展開していく。
4月22日には、第一弾の提供先として、マイスペース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:大蘿淳司)と業務提携を締結し、オープン型のSNS「MySpace」にAnyの提供する3DアバターのASPシステムを導入。同ユーザー向けに「MySpace Japan Official Avatar」の提供を開始した。
MySpace Japan Official Avatarは、世界31カ国2億人以上のMySpace会員に向けたアプリケーション開発用のプラットフォームであるMDP(MySpace Developer Platform)上で稼動するMDPアプリとして提供される。これまでMySpace内で、有料のMDPアプリを提供する場合、アプリの開発者(提供者)が100%の収益を得る仕組みであったが、MySpace Japan Official Avatarからの収益(有料アイテムの販売)についてはAnyとマイスペースの両社でシェア。国内向けの決済システムについても、併せてAny側で用意する。
22日時点で数百種類程度のアバターアイテムが利用(購入)可能で、400万通り以上のコーディネートが楽しめる計算。季節に合わせて既に用意している2,000-3,000のアイテムの提供を行っていく。無料を含めアイテム毎に価格は異なるが「客単価としては800円くらいを予想している」(Any代表畑野氏)
マイスペース側では、同3DアバターをMySpace Japanのオフィシャルアバターとして、プロモーション活動を主体的に展開。「具体的にはハウスバナーをまわしたり、インフルエンサーと呼ばれるたくさんの友達を抱えるユーザーに対して、アバターサービスを利用して頂けるように働きかけていくなどを考えている」(マイスペース代表大蘿氏)。5月にはMySpaceのプロフィール内のアイコン部(顔写真などを掲載するスペース)へも3Dアバター表示が可能になる見込みで、今年の夏頃を目処に海外対応(言語/決済手段)を目指している。
Anyでは、現在マイスペース以外の複数企業とも交渉を進めており、「既に1社とは契約まで済んでいる」(同社畑野氏)と明かす。

Any/株式会社Any
http://www.myany.jp/
株式会社エイチアイ
http://www.hicorp.co.jp/
マイスペース株式会社
http://jp.myspace.com/
【訂正】文中「OpnSocial」としておりましたが、「OpenSocial」の誤りです。該当箇所を訂正の上お詫び申し上げます。(2009/04/23)
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