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株式会社ロボエンジン(本社:東京都渋谷区、代表:中野博文)は27日、手持ちのPCでロボット制御のソフト開発ができる、8種類のセンサーを搭載した無線LAN対応のライフログボット「pyuuun」(ピューン)の販売を開始した。
「pyuuun」は、PC上でロボット制御のソフト開発ができるライフログロボット。“生活をログする”をコンセプトにしており、普段の生活で感じる明るさや温度の変化、騒音、振動などのデータをあらかじめ搭載している8種類のセンサーがリアルタイムに記録(ログ)していく。各センサーは、人間でいう五感に相当し、センサーで感じ取った明るさや温度、騒音などに対して、ロボットがどういう反応・アクションを起こすのかをユーザー側で自由にプログラムできる。人の気配を感じたらメールで知らせるなど、プログラミング次第で防犯から研究、趣味の域まで応用可能。ロボットの操作やセンサーで記録したデータは、無線LANで繋がったPC上ですべて管理できる。

従来、ロボットを制御するには、ファームウェアというロボットに組み込んだソフトウェアをプログラムする必要があったが、「pyuuun」は、Webプログラムで開発できるのが特徴。開発言語は「COMポートをいじることができれば、どの言語でも出来ます」(ロボエンジン代表中野氏)としているが、サンプルプログラムとして、VC#とエクセルVBAを用意。今後は「そういうライブラリも増やしていきたい」(中野氏)。
「pyuuun」が標準搭載しているセンサーは、衝突センサー(障害物を感知)、焦電センサー(動くものを感知)、照度センサー(明るさを測定)、音感センサー(音を測定)、距離センサー(対象物との距離を測定)、温度センサー(温度測定)、加速度センサー(傾きを測定)、赤外線センサー(他マシーン識別)の8種類。おもな仕様・セット内容・価格は、サイズW 130mm×D 150mm×H 190mm(アンテナ部含む)/重量 約1.0kg(バッテリー搭載時)/電源 専用充電池 12V 2000mAh/動作時間 最大6時間。セット内容 pyuuun(本体)1台/専用充電池1個/専用充電器1台/ACアダプター1台/マニュアル・サンプルプログラム用CD1枚、WiPortドライバCD1枚)。価格30万円(税込、送料別)。

「ロボットはソフト側が遅れている」と指摘する中野氏は「ロボットを作る敷居を下げたい」と話す。「ハード的にドラえもん(の実現)は近いところまできている。二足で歩いて、ドアを開けて、というのであれば出来てないわけじゃない。ただし、のび太君を判断して『コラッ』と言うとか、そういのが全然進んでいない。そこを進ませるためには、はんだ付けとかファームを書かなくていいロボットが絶対にいる」(中野氏)と開発に至った経緯を説明する。
同社では、今回リリースした「pyuuun」は、インターネットサービスとの連携にも相性が良く、学校や研究機関だけでなく「ネットサービスに使って欲しい」(中野氏)と考えている。中野氏は「ロボット技術には自信があるが、Web技術はあまり得意じゃない」としており、今後は、ネット系企業等との連携も視野に同製品をプラットフォームにした様々なネットサービスとロボット技術の融合による新サービス/新製品の共同研究・開発などに期待を寄せている。

株式会社ロボエンジン
http://www.roboengine.co.jp/
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