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サノウ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:石川篤)は9日、広告をクリックした履歴などを活用した携帯向け行動ターゲティング広告を行う広告ネットワークサービス「NeoAd(ネオアド)」を試験的に公開した。8月初旬をめどに正式運用を開始する計画。
NeoAdは携帯向けサイトの運営企業と広告主をつなげる入札型クリック課金の広告ネットワーク。媒体側は登録後、サイト内にタグかスクリプトを埋め込むもしくは、APIを利用する形で、広告が配信される仕組み。
「PC向けの行動ターゲティングは既にあるが、携帯向けの行動ターゲティング広告はこれからの分野。携帯ではCookieが利用できないことから、閲覧ベースでの履歴が取得できないため、携帯独自の履歴の取り方必要だろうとは考えていた。閲覧からもう一歩踏み込んでクリックというアクションから行動履歴の取得を考えたのが今回のサービスのきっかけ。また、au、softbankでは既に公開されていたが、今年の3月にdocomoが携帯電話番号毎に付与するiモード用のユニークなIDである“iモードID”を一般サイトに公開したことで、携帯3キャリアで提供が可能になった」(サノウ代表石川氏)
NeoAdの広告掲載方法は「キーワードマッチ」「カテゴリーマッチ」「ブロードリーチ」の3種類。「キーワードマッチ」では、通常のコンテンツマッチ広告同様、掲載サイトのコンテンツに連動したキーワードの広告も表示されるが、併せてユーザーがクリックした広告のキーワードと同じキーワード広告について優先的に表示するといった広告のクリック履歴を活用する仕組みを導入。検索サイトから該当ページにアクセスした場合は、そのリファラーから取得したキーワードで優先的に表示させる機能も持つ。
媒体サイトが登録した占い・鑑定/ゲームなど29種類の広告カテゴリーから掲載先を絞り込む「カテゴリーマッチ」でも、広告のクリック履歴を反映。その他、すべての広告枠を広告配信対象とした「ブロードリーチ」を用意した。
キーワード毎に入札方式でクリック単価が決定し、広告のクリック履歴やリファラーなどの条件が同一の場合は、単価が高い広告が優先的に表示される仕組み。7月9日現在の入札最低単価は、1クリックあたりキーワードマッチが10円、カテゴリーマッチが8円、ブロードリーチ6円に設定している。
7月9日に試験サービスとして公開した段階で、ウノウを含む数媒体(7月は2億imp程度の見込み)と連携。10社程度の広告主から広告を配信しているが、現在は代理店経由の販売のみの対応だが、8月初旬を予定している正式運用からクレジットカード決済に対応し、個人などの広告出稿も可能になる予定。
数億pv程度あるような中規模メディア(携帯向け媒体)を中心にネットワーク化を図るが、「ポイントを付与する形の媒体については懸念をもっており、長期的な視点からアクションインセンティブ付きクリックについては媒体登録ができないように審査する」(石川氏)方針で、年内に媒体サイトで数十億imp/月、広告主として1000社程度の規模を目指している。
石川氏は「もともと、代理店さんから携帯電話で行動ターゲティング広告ができないかという話は頂いていたし、その先の広告主からもそういった声を頂いていた。今回のタイミングで、携帯向けの行動ターゲティング広告、かつクリック履歴を活用するといった手法の提供は、少なくとも業界内では相応のインパクトがあると思っている」と話す。
NeoAd
http://neoad.jp/
サノウ株式会社
http://www.sanow.net/
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