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エスロジカル、Webブラウザ上で暗復号化が可能な「マル秘分散」を開発
June 04 , 2008 19:40 | Venture Now 編集部
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 株式会社エスロジカル(本社:埼玉県さいたま市、代表:関一真)は4日、Webブラウザ上からファイル暗号化および閾値秘密分散(割符)が可能な「マル秘分散」を独自に開発し、一般公開した。

 マル秘分散は、共通鍵ブロック暗号のAES/Camelliaによる暗復号化をWebブラウザ上でおこなうシステム。暗号化ファイルに対する閾値秘密分散法(割符)も可能で、専用ソフトのインストールなしに無料で利用できる。暗復号化するファイルのアップロード容量は1MBまで。アップロード終了後に同社サーバ内で自動処理(暗復号化)され、ファイルダウンロードが始まる。暗号化されたファイルの拡張子は「.enc」に、秘密分散した場合には「.enc1」「.enc2」「.enc3」といった数字付きの拡張子となる。

 同社代表の関氏は、「暗号化や秘密分散といった技術を、敷居を下げながら提供して、市場を大きくしたい」との思いから、2007年内にマル秘分散の企画/開発に取り組み、Webブラウザからの操作のみでPC上のローカルファイルを暗復号化するサービスを構築した。

 マル秘分散の独自性について同氏は、「比較的敷居の高い製品やサービスとしては、類似のものが存在しているかと思いますが、暗号化や秘密分散を、ブラウザから手軽に無償で利用できるようにしている点が一番の独自点にあたると思います」と説明。

 おもな利用シーンは、個人情報が記録されたファイルの安全な保管や、メールやFTPなど非暗号化経路におけるセキュリティ向上、PCの盗難・紛失対策など。まずは無料版を幅広い層のユーザーに利用してもらい、そこで得たノウハウを反映させた有料版のリリースを準備している。有料版のおもな利用者は中小企業を想定しているが、利用者の反応をもとに販売方針を転換する可能性も示唆する。

 無料版で広告収入、有料版ではソフトウェアのライセンス料を見込む。また、有料サービスの開始時期については、「無料版の提供によって得たノウハウをもとに検討。年内には何かしらの有料版はと考えている」(同氏)とした。当初の無料版の利用目標数は1,000人程度。

 今後は無料版の改良(暗号アルゴリズムの拡充、利用者からフィードバック)、有料ASP版/パッケージ版/ライブラリ版/PCソフト版といった有料版の開発・提供に専念する模様。

マル秘分散
http://www.hibun.jp/

株式会社エスロジカル
http://www.slogical.co.jp/

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