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化粧品情報の専門サイト「@cosme」を運営する株式会社アイスタイル(本社:東京都港区、代表:吉松徹郎)は23日、株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表:野間佐和子)を割当先とする総額1億2,000万円の第三者割当増資を行うことを明らかにした。払込期日は4月30日。
両社は2006年5月より共にクロスメディア展開に取り組んでおり、今回の資本提携は中長期的な取り組みを見据えて実施に至るもの。4月18日のアイスタイル取締役会にて決定した。アイスタイルは講談社に向け新たに普通株式1,000株を発行。総発行価額は1億2,000万円で、うち6,000万円を資本金に、残る6,000万円を資本準備金に充てアイスタイルの資本金は7億3,395万円となる。
これについてアイスタイルは「講談社の持つオーソリティーコンテンツと弊社のCGMコンテンツを連携しつつ、今後の展開を見据えて共にというのがこの資本提携に至った理由。増資については今年2月にヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表:井上雅博)と資本/業務提携を行っていたが、その後の展開を検討していたところ今回の講談社との第三者割当増資が決定した」とコメント。
「中長期的な取り組みと考えているため、本件に基づく今後の展開などはまだ未定。一部メディアにおいて『VoCE(ヴォーチェ)』の記事をそのまま@cosmeにということが掲載されていたが、発行した雑誌のコンテンツをそのまま流用といったことはありえないと思っている。講談社とはこれから検討を重ねて行きたい」と話した。
今後の見通しとして、講談社は「講談社が今秋刊行予定の高級美容誌『VOCE Platinum』において雑誌と連動したサービスの可能性について協議を開始しております。将来的にはコンテンツだけではなく、コマースやCGM等の多機能を装備した美容ポータルサイトの構築なども検討していきます」(同社発表資料)との方針を明らかにしており、アイスタイルでは「講談社グループよりムック本が出版されたほか、今秋には@cosmeと連携したコスメ雑誌も講談社から発行される予定。ただ他にも幾つかの出版社と付き合いがあるので、この資本提携を機に弊社関連書籍等が全て講談社からとなるわけではなく、ケースバイケースで進めていく」と説明している。
講談社 デジタル事業局 ブランドビジネス推進部では「コンテンツには2種類あると考えており、一つがいわゆるオーソリティコンテンツ、そしてもう一つがCGMで、ジャンルによっては高いシナジーがある。その一つが美容というジャンルで、今回の件につながった。他のジャンルについても、可能性は感じており、様々な検討を進めている」と話す。
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