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株式会社ぽんこつ(本社:東京都港区、代表:山中仁)は3月14日、2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業に採択されたテーマ名「ソーシャルガイドシステム Nayuta の開発」のコア技術を利用した一般向けサービス「Nayuta」の試験運営を開始した。
Nayutaは、Webブラウザ上に仮想レイヤーを作成し、ユーザーの操作にあわせたレイヤーの動的な切り替えが可能なソーシャルガイドシステム。名称は数の単位である那由多(なゆた)に由来し、インターネット特有の膨大な情報量を象徴している。仮想レイヤーに追加されたオブジェクトの共有のほか、Webブラウザ上を任意にクリップしたり、同一サイトにアクセスしている複数ユーザーによるコミュニケーションも可能。コア技術は特許出願中。
今回はInternet Explorer向けのツールバーとして、Webサイト上の任意の場所にメモを貼付できる「Nayuta.Memo」、Webサイト上で指定部分を切り出すレイヤー抽出機能「Nayuta.Clip」を無償提供(PCおよびユーザーに固有なIDを自動生成して認証)。その他にNayutaでは、リンク上へマウスを重ねると、そのページの先に追加されたメモ情報を表示したり、リンク先の統計情報を表示できるリンク先情報表示機能や、リアルタイムで複数のユーザーがブラウザの操作を共有できるリアルタイム・ブラウザ同期機能を実装する。
企画/開発着手について同社代表山中氏は、「企画としてまとまり、試作を始めたのが2006年の8月頃。丁度その頃に はてなの近藤社長がシリコンバレーに渡った時で、私もNayutaの原案を持って近藤さんのところへ話をしに行ったのを良く覚えています。実はそれまでにWebサービスを作った経験などはなく、開発を躊躇していたのですが、IPAの未踏ソフトに採択されたのをきっかけに2007年の1月から本格的な開発をスタートさせた」とコメント。同氏は以前、京セラ株式会社で衛星携帯電話システム イリジウム開発などに従事していた。
同氏はターゲットユーザー層について、「サイトの枠を超えて、リアルタイムにユーザーや情報を結びつけたい」とのコンセプトから、ITリテラシーの高いユーザー層だけでなく、「インターネットに不慣れなユーザー層にこそ利用して欲しい」と考えている。また、目標とするユーザー数は、「まずは1万人程度のユーザーを獲得できれば十分です。その中で今後のNayutaの方針を練っていこうと思っている」(同氏)。
今後は無料のWebサービスとして実績を付け、その後に企業内の情報共有用サーバとしてカスタマイズ提供するビジネスモデルを予定。 Nayuta自体は拡大傾向にあるシンクライアント・ネットサービス時代を見据えて開発された技術である事から同氏は、「ルナスケープさんなど、ブラウザを開発している会社と提携するなどして実績を増やし、よりユーザーニーズに合致するソフトウェアとしていきたい」としている。
Nayuta
http://www.nayuta.com/
株式会社ぽんこつ
http://www.ponkotsu.jp/
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