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ナスコ株式会社(本社:京都府京都市、代表:永田忠男)は8月27日、米国リンデンラボ社が運営するネット上の仮想空間「Second Life(以下SL)」内でアバターを介した独自広告システム「PPT(Pay Per Touch)広告システム」を構築したことを明らかにした。9月1日より出稿を希望する企業からの申込受付を開始する。
PPT広告システムとは、SL内で活動しているアバターを利用したPPC広告。ユーザー登録は同社運営のSIM内で可能。アバターが身に付けているアイテムに触れる(Touch)と、LM(ランドマーク)やNC(ノートカード)、アニメーション付きオブジェクトやTシャツなどを広告として他のSLユーザーに自動配布する仕組み。外見からシステム利用のそれと分かるような明示はしない。広告用アイテムを利用しているユーザーは、他ユーザーからTouchされた回数に応じて広告費を受け取る。支払いはSL内仮想通貨のL$(リンデン ドル、平均レートは1$:270L$弱)でおこなわれる。
当初アイテムは、クライアントニーズに合わせて同社が選定したユーザーに対して配布される。同社では、おもにエンドユーザー向け商品を提供している企業を想定しており、初期費用 20万円~、そのほかの費用は、広告期間やユーザーへのデポジットにより変動する。1ユーザーあたりのデポジットは1,000~2,000L$が目安。広告活動の結果についてはTouchの総数や日時などの情報を提示する。
「このシステムは7月上旬ころから企画したもので、弊社としてもテスト的な意味合いが強いサービスとなっている。そのため、具体的な目標は立てづらいのが正直なところだが、年内に10社程度の利用を見込む。現在、話しを進めている企業も数社あり、PC・家電系企業などが興味を示している」(同社常務取締役 山下氏)。
ナスコは1971年7月12日に設立。2007年8月現在、資本金1,000万円(創業者グループ100%出資)、従業員数15名。Web関連のコンサルティング/企画/開発や各種ミドルウェア、イントラネットの設計および構築、各種DTP/CTP関連業務を手がける。売上構成比としては、以前からのDTP/CTP事業の占める割合が高い。2007年3月期の売上高は2億3千万円、2008年3月期の売上高は3億円の見込み。なお、PPT広告システムの今期業績寄与についてはそれほどないとしている。
PPT広告システム/ナスコ株式会社
http://www.nasco-sys.co.jp/
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