|
ngi group株式会社(本社:東京都港区、代表:小池聡)は20日、3D仮想空間「HiPiHi(ハイピハイ)」を提供する北京海皮士信息技術有限公司(以下HiPiHi社、本社:中国北京市、代表:許暉)に対して、3百万米ドル(約3億5千万円相当)を出資。併せて、日本国内市場で優先的(preferred)に事業展開する権利を獲得したことを明らかにした。
ngi group以外の出資会社の有無や、出資後の持株比率など詳細についてngi groupは「全て非公開」としているが、同社は今回の出資で「主幹事投資会社(リードインベスター)」(ngi group発表資料)との立場を表明していることから、HiPiHi社側は併せて他社からも出資を受けている模様。
HiPiHi社は、現在中国国内約2万人に対して3D仮想空間「HiPiHi」をクローズドβテスト運用中。中国側で正式オープン予定の秋頃を目途に10万人、年末までに50万人のユーザー獲得を目指している。
「HiPiHi社の創業者で代表の許氏は中国の著名な起業家であり、出資についてはこれまでも複数の打診を受けていたと伺っている。今回、金銭面というよりも、ビジョンの共有という意味で評価していただき、弊社からの出資と日本での事業展開についての権利を獲得させて頂いた」(ngi group コーポレートコミュニケーション室)
日本国内での展開については、ngi groupの子会社である3Di株式会社(本社:東京都港区、代表:小川剛)が中心となって進める方針。
同社代表の小川氏は、「今回の件は、グループ内の中国スタッフも含め、投資に関してngi group本体が、技術まわりと事業化の面で弊社がというように、グループ全体ですすめてきた。3Diでは、Second Lifeだけでなく、20程度あると言われているScond Lifeと同等のプラットフォームに対してサービスを提供するという意味で、マルチプラットフォームというのを大前提としている。HiPiHiについても、Second Lifeと同等の力を持つプラットフォームということで、秘密裏に数ヶ月に渡って検証してきた」と経緯を説明。
日本版のHiPiHiサービスについて、現段階では未定としているが、「大方針としては進めて行く。HiPiHi側も、あくまでも日本向けに独自の世界感を考えた上でのサービス提供を希望しており、弊社としてもその方針で動いている。単にインターフェイスの日本語化ではなく、日本人向けの空間が同時に他のアジアの空間とも繋がるなど、それぞれの仮想空間を持っているというイメージ」(小川氏)と話し、早ければ2008年3月末頃には日本版HiPiHiの提供に漕ぎ着けたい考え。併せて、先日同社が発表したPC/携帯ブラウザから「Second Life」にアクセスする技術のように、必要とされる周辺サービスやツール、要素技術についても随時開発を進める。
また、Second Life、HiPiHi以外の仮想空間プラットフォームへのサービス提供については、「コミュニティのニーズによって、どのプラットフォームが最適なのかも変わってくる」としたものの、具体的に動きについては「現段階では明かせない」(小川氏)と言葉を濁した。
ngi groupは、1998年2月の設立。資本金1,787,681,500円。正社員147名 (グループ企業含む:2007年3月末現在)。ngiグループ(旧ネットエイジグループ)の純粋持株会社。2007年3月期の連結業績は、売上高53億2,900万円、営業利益24億8,100万円、経常利益24億2,800万円。
HiPiHi社は2006年10月の設立。資本金790人民元。
ngi group株式会社
http://www.ngigroup.com/
HiPiHi/北京海皮士信息技術有限公司
http://www.hipihi.com/
3Di株式会社
http://3di.jp/
|