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カブトオフィス株式会社(本社:東京都中央区、代表:二渡幹広)は7月9日、特定の著者について過去作品から新刊まで著者別の出版リストを表示し、選択した著者について新刊情報をメールやRSSフィードにて配信する著者別の書籍情報サイト「Flinker.jp」を開設した。
「Flinker.jp」は、今年の1月から開発をはじめ、α版として3月末頃からテスト運用を開始。不具合対策などデバック作業を行い、デザインを一新した上で、9日に正式にオープンした。また、運営組織も6月15日にカブトオフィスとして法人化している。
カブトオフィス代表の二渡氏は「もともと、前職で復刊ドットコムというサービスを手掛けていた経緯もあり、出版系の方と話しをする機会が多かったこと、そして海外絵本の翻訳に興味があり、出版エージェントのようなことが出来ないかと考えたのがそもそものきっかけ。海外著者のファンのユーザーを集めるには・・といった発想が、Flinker.jpのもとになった」と開発に至った経緯を説明する。
書誌情報の管理は「Amazon E-Commerce Service」、著者プロフィール情報は「SimpleAPI経由のWikipedia」を利用し、付加情報として「著作本(著者が書いた本)/関連本(著者について書かれた本)」情報や「全巻セットデータ(上下巻など複数冊がセットの書籍データ)」を独自のDBとして収集/蓄積している。
「Amazonに登録されている書籍が対象となるが、Amazon内での検索とは異なる付加価値の部分で利用を促進していきたい。著者に着目したリスト表示や、独自に蓄積している全巻セットデータなどを活用した検索機能は一つの特徴」(二渡氏)
Flinker.jpでは、無料の会員登録後に、サイト内で好みの著者をブックマーク(登録)することで、Amazon E-Commerce Serviceから日々の情報差分を集計し、新刊情報を抽出。マイページ表示/メール配信/携帯向けページ/RSSフィード/カレンダー形式(ICAL形式)での表示、といった5種類の方法でユーザーに新刊情報を提供する。7月10日現在で、約1,200人の著者ページ、約19万点の書誌情報、約3,600件の全巻セットデータを用意。正式公開をした、10日現在登録ユーザー数は30人程度だが、年内で「3,000人程度のユーザー獲得」(同氏)を目指している。
8月には特定の著者にブックマークしているユーザーに対して、おすすめ本や、本のタイトルを聞くといったQ&Aを開設。その後、10月には、出版社がマーケティング情報として、書く著者のファンに対して質問を行えるような機能を追加する計画。「現時点での収益は、Amazonのアフィリエイトのみ。10月に開始予定のマーケティングサービスで、出版社側から料金を徴収して、ユーザーにも還元できるような形を作れれば」(ニ渡氏)と話す。
カブトオフィスは、今年の6月15日の設立。資本金150万円(ニ渡氏100%出資)。従業員数1人。「Flinker.jp」を運営。「来年あたりから、受託開発やコンサルティング事業なども展開していく予定だが、年内はFlinker.jpの開発・機能拡充に注力する。収益という意味でFlinker.jpは、時間をかけて育てて1年後あたりに採算がとれるようになればと考えている」(ニ渡氏)。決算月は5月末。第1期となる今期(2008年5月期)の売上は500万円程度を見込んでおり、来期(2009年5月期)2,000万円が目標。
Flinker.jp/カブトオフィス
http://flinker.jp/
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