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グリー株式会社(本社:東京都港区、代表:田中良和)は7月10日、同社運営のSNS「GREE」、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表:小野寺正)と共同提供の携帯向けSNS「EZ GREE」にルーム/ペット/アバター機能を加え、仮想世界を意識したサービスを展開する。
EZ GREEは、2006年10月にグリーとKDDIが提供を開始したau向けのSNS。EZwebmultiコース/EZ WINコースの契約ユーザーであれば招待がなくても無料で登録/利用できるほか、既存の携帯向けGREEユーザーは端末の認証が済めばEZ GREEへと切り替えて利用できる。
今回追加された機能では、GREE/EZ GREEのコンテンツと連動したアイテムや機能が一括表示されるルームを中心に、会員自身のアバターや「Clinoppe(クリノッペ)」という自由にカスタマイズできるペットを扱うことができる。アバターは約600点×3色ずつで約1,800点、ペットは約100点から選べる。またトップス/髪型/整形などのアイテムは12カテゴリー用意。ひと月に約200点のペースで随時更新する模様。
「SNSと連携する形で、ユーザー個人の生活を仮想的に携帯上で演出していく。ユーザーは、日記やプロフィールなど従来のSNSの機能、ゲームや占い、デコメール、ペットといったコンテンツサービスを単なる機能として使うのではなく、ユーザー自身が設置するルームにそれらすべてを統合するかたちで楽しむことができ、各機能が連携したサービスとなる」(グリー)。
2007年7月現在、GREE(PC/携帯)会員は約170万人。おもに20代全般を中心とした会員層で、男女比はほぼ半々。PC/携帯サービスのふたつとも利用している会員は約4割。EZ GREEユーザーは以前取材した3月14日時点で50万登録を突破しているが、直近会員数については非公開とし「GREEの会員数の伸びと比例して続伸している」(同社)と述べるに留まった。
収益はこれまでの広告モデル/有料会員課金モデルに加え、今後アバターアイテムによる収益を柱とする構え。アバターを利用した独自の広告モデルとして「この世界観の中でクライアントの特徴を生かしたプロモーション展開も予定している」(同社)。
またモバゲータウンや今年9月予定のAny3Dアバターサービスなどとの差別化については、「SNSの基本機能に加えて、ゲームやペットといったコンテンツサービスを独自で開発し、統一された世界観の中で提供されているサービスは他でも事例がないといえる」(同社)と語った。
グリーは2004年2月より代表の田中氏が個人的なプロジェクトとして、PC向けSNSサイト「GREE」の運営を開始。同年10月12日にユーザ数10万人を超え、2004年12月に株式会社グリー(設立時:資本金1,000万円)を設立した。2005年6月から携帯電話向けに「GREEモバイル」を提供。2006年8月から携帯電話、9月25日にはPCからの動画投稿機能などを提供し、2006年10月よりEZ GREEの提供を開始。資本金2億4,216万円、従業員数65名(インターン・アルバイト含む:2007年7月現在)。決算期は6月。業績については非公開だが、黒字にて推移している。
EZ GREE
http://m.gree.jp/
GREE
http://gree.jp/
グリー株式会社
http://gree.co.jp/
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