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株式会社Any(本社:東京都渋谷区、代表:畑野仁一)は5月8日、同社運営のオープン型SNS「Any」をリニューアルし、個人/企業向けサービスの機能拡張を行った。これにより同社は、2007年9月までに個人会員100万人/利用企業100社を目指す。
「Any」は、2006年5月に携帯向けサービスを開始したオープン型SNS。2006年8月の増資にあわせてPC向けサービスを開始し、現在は携帯/PC それぞれからの登録利用が可能。コンテンツに対してログインなしでの閲覧や外部検索サイトの検索対象となる公開設定機能。非公開設定やブログをはじめ、写真画像、動画ファイルの共有サイトとしての機能も提供している。2007年2月には音楽の登録/視聴サービスの機能を備えた「Anylive」も開始し、インディーズ音楽を軸としたコミュニティも展開している。5月7日現在の登録会員数は56万人。
「Any」では以前からコミュニティの商用利用は可能だったが、今回のリニューアルにより、企業向けマーケティングの機能を重点的に強化している。提携企業はコミュニティメンバー管理データベース機能により、コミュニティメンバーを属性ごとにセグメントしたうえで、メールマガジン配信/キャンペーンページ作成/クーポンページ作成/コミュニティリーダーブログ機能などを無料にて利用できる。また、メールマガジン/クーポン/アンケートなどの配信履歴や集計も可能。
一方の個人会員向けサービスでは、日記やコミュニティ、動画、フォトなどの検索とランキング機能を強化したほか、1回あたりの投稿制限を200MBに拡張し、フォトや動画ファイルのアップロード保存容量を無制限とした。加えて、サイト内で公開している共通情報をもつ会員のリコメンド機能や、日記の内容(タグ)から他ブログ/ニュース/動画をRSSによって関連付けるマッシュアップ機能、マイページのカスタマイズ機能も搭載した。
企業向けサービスの有料化や新たなビジネスモデル展開については、「まずは利用ユーザー、企業数を増やし、基盤を固めたうえで検討する」(同社)としており、対象としている企業の規模や業種に関しては、「特に設定しておらず、割と汎用的な機能を提供しているので、小さいECサイトから自前でメルマガなどのコミニュティをもつ大企業の利用も可能なサービス」(同社)と述べている。
獲得会員数に関して当初計画(2007年3月に80万人)よりも少ない現状については、「提供サービスが多いため、各種調整などに時間がかかり、新サービスのリリース展開に弾みがつかなかったのが1つの要因。ただし、TAGGYとの連携をはじめ、トーリューモン社との『Anylive』や、アンサンブル社提携のグラビアアイドルコミュニティなどによって2007年1月の20万人から大きく会員数を伸ばしている」(同社)と説明。また近く、PC向けにリサーチ機能を追加する模様。
Anyは2006年3月15日に「Any」の運営を目的に設立。2007年5月現在、資本金2億7,572万5千円、従業員数15名。決算期3月。 2006年8月には三井物産/三菱商事/DACなど9社から5億545万円の資金調達を行っている。代表の畑野氏は株式会社ネットマイル(本社:東京都千代田区、代表:水野千秋)の創業者の一人(現在は退任)。主な事業内容は、Anyの運営をはじめ、Webを活用した情報サービスの提供、CRM構築コンサルティングなど。前期/今期の業績については非公開としている。なお、同社中期計画は、2009年内の登録ユーザー数800万人/売上高50億円。
Any/株式会社Any
http://www.myany.jp/
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