サイマークジェイ、独自理論による無料の投資情報サイト「サイノーコム」
2007/04/10 11:07 | Venture Now編集部

 株式会社サイマークジェイ(本社:神奈川県川崎市、代表:家長将典)は4月9日、上場企業の株価変動を理論的に解析し、株式売買の指標となる解析結果を提供する無料の投資情報サイト「サイノーコム」をリリースした。

 サイノーコムは、上場株式約4,000銘柄の価格変動に、物理数学の数値解法を適用させ数値解析した結果を無料提供する投資情報サイト。日々の価格変動情報を中心に売買出来高による需給情報などを加え、株価変動に伴うリスクを数値解析したトレンド転換点を示すリスク量指標「SRI(Sciknow Risk Index: サイノーリスク指標)」を用いて売買判断を促す。解析周期は長周期/中周期/短周期からなる。短周期情報は毎夕に更新。具体的には、SRIの値が低い時には上昇転換が近いことを示し、逆に高い値の時には、その後の値下りリスクが高くなるため売却を推奨する。

 同社代表の家長氏は、「現在、様々なテクニカル指標が混在しているが、様々を組み合わせて利用するのではなく、ひとつのテクニカル指標に集約させてものを提供したかった。初心者から中級の個人投資家を中心に利用してもらいたいと考えている。理論的な構想から約4年をかけ、価格変動を説明するため多くの物理数学を用いて理論構築を行い、株価変動特性をとらえ、売買に伴うリスク量を定量化させた」とサイノーコムについて述べた。

 収益に関して当面は広告による収入のみとしており、その後のビジネスモデル展開については、「解析結果の値を使ってのオートマティック売買のシステム提供なども考えられる。システム自体のOEM提供などに関しては、正直まだこれからといった状況。初年度のサイト利用者は、1日あたりのユニークユーザー10万人が目標」(同氏)としている。また今後は、携帯サイト/検索機能なども随時追加する予定。

 サイマークジェイは2006年5月に設立。2007年4月現在、資本金510万円、社員構成は開発者のみの2名。決算期3月。代表の家長氏は、2004年まで東大理学部にて地震発生メカニズムなどの解析について研究。その後、独立行政法人 産業技術総合研究所にて研究を続ける。同社の主な事業は、株式売買指標の解析結果を提供する無料投資情報サイト「サイノーコム」の開発・運営。業績に関しては、「設立からほとんどこの開発に専念していたので、あまり売上は出ていない。今期についてもサイノーコムを一定期間運営してからでないとスケジュールできない」(家長氏)と答えた。

サイノーコム
http://www.sciknow.com/

株式会社サイマークジェイ
http://www.scimarkj.com/

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