ライブドア、独自の取材活動をしてきたライブドア・ニュース2月末に終了
2007/01/31 20:20 | Venture Now編集部

 株式会社ライブドア(本社:東京都港区、代表:平松庚三)は1月30日、同社運営のポータルサイト「livedoor」にて、記事を同社で内制するニュースの提供を2007年2月末を目途に終了させることを明らかにした。終了対象となるのは、「livedoor」のロゴが表示される国内外の記事と、「動画ニュース ライブ!」など独自制作の動画ニュース。新聞社など外部からの提供を受けている記事や動画ニュース、PJニュースについては対象外。

 終了の理由について「CGMを軸にしたメディア企業を目指すという全社戦略に伴い」(同社サイトより抜粋)としており、同社広報でも「ユーザーが作り上げていく情報サイトという方向を目指している中で、国内ニュースについては、主要新聞社などに記事を提供してもらっていることもあり、ライブドア側でキレイに編集した情報を出すよりも、CGM領域の情報を充実させていきたいという判断があった」と説明する。

 同社の報道部門では、終了する独自取材・報道業務以外に、他社提供の記事を選別する業務なども担っており、今回の独自ニュースの配信終了が「必ずしも、そのまま編集部(報道部門)自体の廃止というわけではない」(同社広報)としている。ただし、今後の人事面や新たな業務内容などについては「現時点では未定」(同広報)。

 同社の講習を受けることで、パブリックジャーナリストとして誰でも記事を配信できるPJニュースについては「ライブドアが、講習の窓口になり、掲載記事に対してポイントの付与などを行っているが、あくまでも記者(パブリックジャーナリスト)個人とライブドアでそれぞれ契約する形で記事を配信しており、弊社社員が内制しているという認識ではなく、今回の件で影響を受けることはない」(同広報)と明言する。

 PJニュースの編集長である小田氏も「PJの立場としては、ライブドアに対する記事のベンダーという方が近い。今回の件について、前々から聞いていたわけではないが、PJニュースについては、どちらかというとより強化する方向でいると聞いている」と話している。

 ライブドアでは、今後について「他社からの提供記事と、CGMによるニュース記事を組み合わせた形態」「独自性のあるニュースサービス提供」(共に同社サイトより抜粋)を掲げているが、具体的なCGMサービスの内容や提供時期について「まだ、決定事項は無いが、固まり次第随時明らかにしていく」(同社広報)。

 ライブドア前身は1996年4月創立の有限会社オン・ザ・エッヂ(資本金600万円)。1997年7月に資本金1,000万円の株式会社へ組織変更を行い、2000年4月6日にマザーズへ上場。2003年4月にエッジ株式会社へ、2004年2月には株式会社ライブドアへと社名を変更するが、2006年4月に上場廃止となる。2007年1月現在、資本金862億9,100万円、社員数約800名(単体)。決算月は8月。ポータルサイト「livedoor」を中心にインターネット関連事業を展開。2006年9月期連結売上高:1379億1,100万円、経常損失:21億3,100万円。


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