ドーガ、携帯による史跡案内表示システム「タイムマシンナビ」をリリース
2006/12/08 14:18 | Venture Now編集部

 株式会社ドーガ(本社:大阪府大阪市、代表:鎌田優)は12月6日、携帯電話を利用した史跡案内表示システム「タイムマシンナビ」をリリースした。携帯電話の画面にGPS機能などを利用し、利用者の立ち位置と方角に応じた歴史的景観を表示する。対応携帯は現在SoftBankのGPS/電子ジャイロ機能を搭載した機種のみ。

 タイムマシンナビには、位置と方向に応じて風景を表示する機能/観光情報提供機能/RPG機能(史跡内に当時の歴史上の人物が現れる等)といった特徴があり、タイムマシンナビの具体な使用例として、「奈良の平城宮跡は、現在ほとんど何もない広場だが、携帯電話を持って平城宮跡に立つと、その位置から見ている方向に奈良時代当時の景色を画面表示してくれる」とドーガ代表の鎌田氏は語った。

 また、今回のリリースについて同氏は、「2002年より文部科学省が創成/実施している『知的クラスター創成事業』の最終報告として発表したもので、弊社では同志社大学から依頼を受け、開発を行った次第」。

 タイムマシンナビの導入費用は、現場写真の撮りこみから開発などを含め、大阪城本丸の場合で約500万円程度。具体的な導入事例はまだ無いが、「事業としては、史跡のある現地において、本システムを携帯電話ごとレンタルする方式を想定している。2010年に、平城宮跡にて催される遷都1300年記念事業での導入が検討されている」(同氏)と説明した。

 さらに、タイムマシンナビの活用に関しては、「史跡に留まらず、建築現場のシュミレーション案内などを行うこともできる汎用性をもったシステムなので、よりゲーム性をもたせるなど応用サービスへの提供も可能」(同氏)とし、「CGアニメの個人ベースでの文化形成を目的に、ツール開発/コンテスト/クリエイター支援を推進する」(同氏)と今後の事業展開について語った。

 ドーガは、大阪大学コンピュータクラブ/京大マイコンクラブ等の共同研究プロジェクト「DoGA」として1985年に設立され、1993年4月にDoGAの活動サポートを目的に、子会社の位置づけで設立された。資本金1,000万円。正社員数6名。業績について同氏は、「ここ何年かは、売上高5,000~6,000万円で安定推移」とした。

タイムマシンナビ
http://doga.jp/~kama/press/t-navi/

株式会社ドーガ
http://www.doga.co.jp/codoga/index.htm

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