アブラハム、富裕層向けSNS「YUCASEE」。提携企業からの完全招待制にて開始
2006/11/14 22:01 | Venture Now編集部

 アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社(以下アブラハム、本社:東京都千代田区、代表:高岡壮一郎)は11月15日より、富裕層(純金融資産1億円以上)限定のSNS「YUCASEE(ゆかし)」を開設する。会員登録は無料だが、当初は同社提携13社(1業種:1社)が各社の特定顧客に向けサイトへ招待する仕組みをとる。ただし、本登録に当たっては、安全性/信頼性の確保から同社による本人認証(電話審査)を行う。

 提携企業の詳細情報ついてはほぼ非公開としているが、参画業態は、バンク(UBS銀行)/資産運用(日興コーディアル証券)/宇宙旅行(JTB)/海外名門学校留学/クレジットカード/高級自動車/高級ラグジュアリー/不動産/オークション/ワイン/インテリア/シニアレジデンスを予定している。契約期間:1年。

 YUCASEEの基本機能は、会員による自己紹介/画像登録(1記事:5枚迄)/日記/ランキングへの投稿/Q&A/友人紹介/メッセージ交換/コミュニティを備えている。同社代表の高岡氏は、「SNS内において、1業種に留まらずコンテンツミックスによる交流の展開が期待でき、現在のCGMサービスを統合化したサイトが形成されている。また、最大の特徴として、記事のカテゴリー/タグ/キーワード/記事へのレビューからランキングをリアルタイムで表示する事で、最新のトレンドを確認し、新たな消費の潮流を生む可能性を秘めている。提携企業もコミュニティ内でマーケティングも可能なので、このサイトに絡む全ての人がwin-win関係になれる」とサイト特性について説明した。

 YUCASEEの収益モデルは、参画企業からのプラットフォーム利用料/企業コミュニティでの販売成果報酬(各企業の報酬比率は非公開)から為り、高岡氏は、「YUCASEE単体で、2007年7月までに6億円の収益を見込んでいる」としている。

 主に富裕層向けビジネスに特化した同社サービスの今後の取組み姿勢について高岡氏は、「純資産1~5億円の世帯が国内82万世帯。向こう3年で、そのうち半分を弊社ユーザーとして取込みたいと考えている。日本国内の消費活動において、約8割を占める富裕層をより活性化し、新たな消費の提案によって楽しませる仕組み作りができるよう今後も心掛けたい」と語った。

 アブラハムは、2004年8月の設立。資本金2億6,000万円、社員数20名(11月14日現在)。個人の富裕層に対し日々の市況情報などを提供する無料サービスと、月1回のレポートを有料(初期費用なし:月間 26万円)で提供する「富裕層向け投資情報サービス」と、同サービスの実績を背景にした企業向け富裕層マーケティング戦略の企画/立案/実行までを行う「富裕層マーケティング」を柱に事業を展開。売上など業績については非公開としている。

 また、2006年6月に総額5億円の第三者割当増資を実施しており、主な引受先企業は、東京海上日動火災保険株式会社/株式会社ジャフコ/みずほキャピタル株式会社。保有比率などについては非公開。

YUCASEE
http://www.yucasee.jp/

アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社
http://abraham-holdings.com/

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