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KLab株式会社(本社:東京都港区、代表:真田哲弥)は、株式会社NTTデータが推進する収納企業向けASPサービスにおいて、公共料金の請求書等で使用される特殊なバーコード(UCC/EAN-128)を読み取る携帯電話向けエンジンを開発。ライセンス提供を開始した。
収納企業向けASPサービスは、2007年4月以降の本格展開をにらみ、1月から試験運用予定のサービス。公共料金の請求書等で使用される特殊なバーコードを携帯電話で読み取るための携帯アプリを配布し、ペイジーなどの決済手段を通じた支払を実現する。NTTデータが主導し、1月の試験サービスに向けて携帯キャリアとしてNTTドコモ、決済面でみずほ銀行、バーコード読み取りエンジンの開発会社としてKLabが協力してきた。
KLabが開発したバーコードの読み取りエンジンでは、撮影画像のボケ/かすれ、カメラレンズの歪みを考慮した独自の認識アルゴリズムを搭載。JANコードなどに比べ多くの情報量を格納できる特殊なバーコード「UCC/EAN-128」の読み取りを実現した。
KLab広報では「二次元バーコードと違い、特に請求書などに記載されているEAN-128の読み取りは困難で、これまで不可能とされてきた。具体的なアルゴリズムについては企業秘密だが、読み取り技術というよりも、解読という方が近いと考えている。ただ、弊社のクライアントがあくまでも携帯キャリアであり、今後の事業の方向性などについて弊社の立場からはお答えできない」とコメントしている。
NTTデータ広報室では、「1月からの試験運用では、ドコモ端末を使い、みずほ銀行のモバイルバンキングでペイジーを利用しているユーザーに対して、指定された収納企業からの請求書に記載されたバーコードを読み取ることで、ペイジーでの支払いが可能になる」と説明。試験運用期間で利用できる収納企業については「各収納企業との契約が必要になるため、賛同して頂いた企業ということになるが、現段階で具体的な名前は出せない。イメージでいえば電気、ガス、小売などの企業を想定している」(NTTデータ)と話す。
「最終的に社会インフラとなるようなイメージを持っており、4月以降については金融機関、収納企業など幅広く利用できるように展開していく。各キャリア対応については時間が掛かる可能性があるが、どちらにしても広げる方向。実際の運用が始まれば、各所から要望が上がってくると思うので、ニーズに併せて、ペイジー以外、例えばクレジット決済など他の決済への対応なども検討していければ」(NTTデータ)
ドコモ以外のキャリア対応については、「auのBrewやソフトバンクモバイルのJavaプラットフォームにも順次対応していく予定」との見解を示している。
KLabは、株式会社サイバードの研究・開発部門ケイ・ラボラトリーとして発足。2000年8月に法人化(株式会社ケイ・ラボラトリー)。2004年11月に株式会社USENの連結子会社となり、社名をKLabに改めている。クラスタリングに対応した携帯向けのデータセンターをベースとした携帯ソリューション/コンテンツ事業が主力事業。その他企業に対して携帯向けのサイト制作ツールや開発環境などを製品化して提供するプロダクツ事業、KLabで独自に企画運営するメディア事業などを展開する。資本金5億2,425万円、従業員数161人(2005年8月末現在)。売上げなど業績については非公開。
KLab株式会社
http://www.klab.org/
株式会社NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/
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