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Eugrid株式会社(本社:東京渋谷区、代表:池田実)は11月1日より、オフライン状態でもシンクライアント化が可能な「Eugrid Secure Client Mobail Option」の販売を開始する。同製品は、2006年9月に同社より販売している既存ローカルネットワーク活用型のシンクライアント製品「Eugrid Secure Client V1.0」のオプションサービスとなる。
「Eugrid Secure Client Mobail Option」(特許出願中)は、営業員などの社外作業を想定したシンクライアントサービス。社内サーバーからUSBメモリ/携帯HDDなどの外付けストレージへ、PC動作環境のシステム設定を事前に行うことにより、クライアントPCのGUI制御/読・書込みのプロテクト/起動可能アプリケーションの制限/社外ネットワークへの接続拒否・承認の制御などを可能とする。ネットワーク接続環境がないオフライン状態のクライアントPCでも、PC端末内にユーザーデータ/利用痕跡を残さずにシンクライアント化する。
上記機能に加えて、データの保存・管理ストレージを紛失した場合に備えた独自のセキュリティ機能を有する。512ビット:AESでの暗号化/特定PC以外でのストレージ使用の際に、ストレージのフォーマットツールが自動起動する仕組みで、第三者による特定PC以外からのストレージ内データアクセスを防止する。
クライアントPCの動作環境は、Windows 2000 SP4以上/Windows XP SP2。サーバー動作環境は、Windows 2000 Server/Windows 2003 Server。オプションとしての提供価格は、PC100台へ導入の場合でクライアントPC1台につき11,000円~。その他として同社代表の池田氏は、「弊社でマーケティングを行っていると、当初想定していた外回り営業マン向け以外にも、例えば学校など学生向けのシンクライアントなどのニーズが思いのほか高く、簡易なサーバーソフト:12万円~/1クライアント:16,000円~にて提供」と説明した。販売・サポートは直販のほか、株式会社サンブリッジソリューションズ、アルテックテアイティ株式会社など販売代理店経由でも行う。
今回のオプションサービス提供について池田氏は、「USBなどの持ち出し可能なストレージと、社内サーバー間の同期をとる事が可能なので、万が一の場合でも、社員個々人の記憶に頼らずに済む、確実な情報保全サービスとして活用できると思う。これまでの『Eugrid Secure Client』導入企業は社員500人以上の規模が多く、オプション提供は年内に3社、初年度には100社への導入見込み」としている。
Eugridは、2005年3月にデータグリッド関連の開発者を中心に設立した企業。資本金1,400万円で、従業員数3名(2006年10月現在)。創業者グループで100%株式を保有している。セキュリティ関連製品の受託開発軸に事業を展開してきたが、9月に販売した「Eugrid Secure Client」今後の主力製品に位置づけ、将来的には、LDAP対応(現在アクティブディレクトリに対応)や、リナックスサーバー対応、携帯電話を用いた「強制消去」機能などを予定している。
「携帯電話については、電話機能とストレージ部分が直接つながらない現状がある。技術的な課題よりも、現行の携帯サービス(音楽/画像をメインにストレージを活用)の関係で、ちょっと面倒なことになっている。これをクリアできれば、本当の意味でのモビリティの実現に一歩近づくと考えている」(池田氏)。
Eugrid全体の売上げは、初年度(2006年1月期)1,500万円。今期(2007年1月期)3,000万円の見込み。来期(2008年1月期)は、「Eugrid Secure Client」の売上げを含め2億5千万円を目指す。
Eugrid Secure Client Mobile Option
http://www.eugrid.co.jp/mobileoption/
Eugrid株式会社
http://www.eugrid.co.jp/
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