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株式会社新杵堂(本社:岐阜県中津川市、代表:田口和寿)は、8月30日付けでみずほキャピタル株式会社、新杵堂の役員に対して総額3,300万円第三者割当増資を実施した。調達資金の全額を資本金に組入れ、増資後の資本金は4,300万円(増資前:1,000万円)。増資後の持株比率など詳細は非公開だが、創業者グループで72%は保持する。
「もともと祖父が創業したいわゆる家族経営の和菓子屋。私の代になって、法人化し、インターネット販売のほか、法人取引やレストランなど飲食店の経営をはじめた」(同社代表取締役田口氏)と話すように、新杵堂は、栗和菓子などを軸にした老舗の和菓子屋で、1948年11月創業。現代表の田口氏によって、2002年9月に法人化している。同社の前期(8月決算)売上げは2億8,000万円で、内45%をネット経由の販売が占める(以下、法人取引事業25%、飲食レストラン事業15%、その他15%)。
今回の第三者割当増資について「増資については、事業を展開するにあたって検討してきた。いくつかの会社からお話を頂いていたが、本社が関西にあることもあり、人材を含めたソフト面でのバックアップが頂ける点、メガバンクの系列という点から今後の事業展開を踏まえてみずほキャピタルさんからの出資を受け入れることになった」(田口氏)と説明。また来年の決算までには、5社程度から出資を受け入れる計画を立てている。
9月1日より同社では、株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表:安藤健一)との間で、年賀状作成ソフト「筆王」(イーフロンティア)のパッケージに、新杵堂開発のお歳暮用和菓子「栗王」のカタログを同封し、同カタログ経由の売上げをシェアするプロモーションを展開しており、今回の調達資金は、主に同プロモーション費用に当てる計画。
「今回の増資によって、大きく経営体制の見直しを行った。現状ネット経由の販売が主力だが、ネット販売は広告費をたくさん出せば売れるといった環境にある。資本力のある大手を考えると、今後は和菓子に限らず食をテーマにネット以外の違ったコア事業を育てて行きたい」と話し、飲食店事業のほか、11月3日からはドライブイン事業を開始する予定。今期の売上げは6億1,600万円を見込んでいる。
株式会社新杵堂
http://www.shinkinedo.com/
みずほキャピタル株式会社
http://www.mizuho-vc.co.jp/
株式会社イーフロンティア
http://www.e-frontier.co.jp/
【訂正】文中、「12月3日からはドライイン事業を開始する予定」としておりましたが、「11月3日から」の誤りです。訂正してお詫びいたします。(2006/9/5)
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