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株式会社ケイビーエムジェイ(以下KBMJ、本社:東京都港区、代表:木村武弘)は、代表の木村氏をはじめとする役員など既存株主と、学校法人慶應義塾(本社:東京都港区、代表:安西祐一郎)に対して新株式発行による第三者割当増資を実施。総額3億3,481万円を調達した。調達資金の半額を資本金に組入れ、増資後の資本金は3億1,617万円。3月には慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に隣接するインキュベーション施設への参画を予定しており、産学協同での研究開発を推進する。
KBMJは今回の第三者割当増資で新株4,783株を発行、総株式数は8,022株になる。慶応義塾の出資額や持株比率についての詳細は非公開だが、既存株主に対しても実施されるため、代表の木村氏をはじめとする創業者グループが増資後も過半数以上の株式を保持する。
同社では、慶応大学の学生ベンチャーとして2000年に設立された経緯もあり、創業時より役員の他慶應大学の教授や先輩/後輩などの個人的な支援を中心とした株主構成。同大学の村井純教授や、日本シスコシステムズ前会長松本孝利氏なども既存株主で創業時から支援を受けている反面、現状ベンチャーキャピタルなどからの資金は入っていない。
KBMJ管理部では「慶応から出資に関しては、同大学の支援面、社会的信用力といった面での強化という要素が大きい。また、役員など既存株主の自己増資により、構成比はむしろ増えており、それぞれの役員がリスクを取ることで経営の安定につなげる体制を整えた。今後は早期の株式公開を目指していく」と話す。
KBMJでは、100%子会社として1月13日付けでエンジニアの派遣/教育事業を展開する株式会社ウェブキャリア(本社:東京都港区、代表:川井健史)、2月1日付けで、ホスティング/保守監視業務/サーバー組み立て販売を行う株式会社KBMJネットワークソリューションズ(本社:東京都港区、代表:木村武弘)を相次いで設立(共に資本金1000万円)するなど、グループ体制を整えている。
今後の事業展開について「携帯電話の利用を考えた時、今後大学を卒業する世代は、これまでの世代と違ってくると考えている。弊社では、携帯電話、特に若者にターゲットをあてた、マーケティングと商品開発に注力していきたい」(同管理部)と話す。
KBMJは、木村氏他役員3名が慶應義塾大学在学中の2000年7月に設立した企業。人材派遣/紹介会社のWebページなど、携帯サイトと連携したサイト構築事業のほか、同社の独自製品として約20社(2006年2月現在)に導入されている感覚型検索システム「One to One Ranking System」や、SNSのパッケージシステムの「SNSエンジン」などを提供している。資本金316,710千円。従業員数61名(2006年1月末現在)。2006年1月期決算で、売上げ約8億円を見込んでいる。
学校法人慶應義塾
http://www.keio.ac.jp/
株式会社ケイビーエムジェイ
http://www.kbmj.com/
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