シリウステクノロジーズ、位置情報と連動した携帯向けバナー広告を提供
2005/12/01 11:51 | Venture Now編集部

 モバイル位置情報ソリューション事業を手がける株式会社シリウステクノロジーズ(本社:東京都文京区、代表:宮澤弦)は12月1日より、位置情報と連動した携帯向け広告サービス「Cirius AdLocal(シリウスアドローカル)」の提供を開始する。

 これは位置情報を利用し、近くの人に近くの広告を配信するサービスとして、モバイルサイトを利用した顧客呼び込みにおける新たなツールとして提供されるもの。携帯向けのバナー広告において位置情報と連動し、「ローカル広告」と呼ばれる地域に根ざした広告を掲載することができるのが特徴。

 またマス広告の出稿に際しても地域別の広告出稿が可能。サーバに組み込まれた「ニューラルネットワーク機能」により広告効果のある配信範囲の算出が行える。効果のある地域にのみ配信を行うなどマーケティングツールとして活用することも可能とのことだ。

 なお、現在アドローカルを利用可能なのは「位置情報を持っているサイト」に限られるが、一部の「位置情報を持っていないサイト」でも現状のシステムで位置連動の広告を掲載することも可能とされている。また対応携帯端末は、au/NTTドコモの販売中の全機種、およびVodafoneの3G端末以外の機種。但しVodafone 3G端末はGPS非対応のため手動入力で利用できるもよう。

 シリウステクノロジーズは2004年5月の設立以来「モバイル+ブロードバンド」をビジネスドメインとし、地図情報や位置情報を軸にオープンソースによるWebシステム/サービスの開発と新規ビジネス企画の立案、SNSサイト開発などを展開。GPSなどの位置情報取得機能を付加した携帯向けソーシャルネットワーキング(以下SNS)システム「アクティボ」も開発しており、アドローカルとアクティボは完全に連動可能とのことだ。

 同社は今回の件について、「現在のモバイル広告を見ていると、費用対効果の面からか金融関係や出会い系のものが多く、他にももっとモバイルというメディアに適した広告があるはずだと感じたのがそもそものきっかけ。また自社が開発したアクティボは位置情報を持ったサイトであることから、同サイトと連動するサービスとしてもアドローカルは有効と考え、今回の開発/提供に至る。ローカル広告市場を狙い位置情報に連動した広告はこれまなかったが、自社の開発した技術を使うことで全ての媒体が位置連動広告を出すことが可能になるほか、広告の有効距離を自動計算かつ学習させる機能により、自社の広告の有効範囲を知ることもできるのがアドローカルの最大の特徴だ」と話している。

 また今後については、「アクティボは11月までに5社への導入が決定しており、アドローカルについてはまずそれら5社に対して進めるほか、飲食店や英会話教室など店舗を構える企業を主なターゲットとして展開し、クリック率の高いローカル広告を流すことでこれまでごく一部のサイトでしか収益化できなかったSNSの収益化の実現を目指したい」とコメント。将来的には、imp数/クリック数/クリック率が、距離によってどう変化するのかというデータとして提供するというオプションも提供していく予定であることを明らかにした。

アドローカル
http://www.cirius.co.jp/adlocal/

株式会社シリウステクノロジーズ
http://www.cirius.co.jp/

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