|
株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ、本社:東京都千代田区、代表:鈴木幸一)は11月9日、東京証券取引所よりマザーズへの新規上場承認を受け、12月2日を予定日として上場する事を発表した。
IIJは1992年12月3日の設立以来、インターネット等のネットワークサービスの提供、ネットワーク・システムの構築および保守・運用、通信機器の開発および販売などを手がけている企業。今年10月11日現在の資本金は13,765,372千円、発行済株式数は19万1,800株となっている。
今回発表された上場株式数は20万4,300株、売買単位は1株。但し上場株式数は、新株予約権の権利行使により増加する可能性があるとのことだ。また平成17年3期の単体業績は、売上高(営業収益)33,711百万円、営業利益638百万円、経常利益427百万円、同期純利益2,695百万円、株主資本9,141百万円と発表されている。
なお売上高33,711百万円の内訳は「インターネット接続および付加価値サービス」が53.9%を占め22,481百万円、「システムインテグレーション」が38.0%の15,853百万円、「機器販売」8.1%3,364百万円。またインターネット接続および付加価値サービスについては各実績も発表されており、これによると「専用線型接続サービス」27.3%で11,372百万円、「ダイアルアップ型接続サービス」7.0%2,936百万円、「付加価値サービス」12.0%5,004百万円、「その他」7.6%3,169百万円。
公募・売出しの要領は、公募株数12,500株、売出株数10500株。うち引受人の買取引受による売出しが7,500株、オーバーアロットメントによる売出しが3,000株。需要把握期間が11月18日から最長11月28日までとなっており、価格決定日は11月24日〜28日のいずれかの日。申込期間は発行価格決定日の翌営業日より2連続営業日、払込期日は12月1日、受け渡し期日が12月2日。元引受証券会社は野村證券ら全16社。売出株放出元はエヌ・アイ・エフSMBC ベンチャーズ3,750株、ジャフコ 3,750株とされている。
またIIJは1999年に既に米NASDAQに上場しており、今回のマザーズ上場に係る募集および売出しにあたっては募集/売出しの発行価格決定後から申込期間終了までの間、主幹事証券である野村證券が米国証券法に従い米国ナスダック・ナショナルマーケット市場においてIIJ発行の米国預託証券の安定操作取引を行う場合もある。
今回の件についてIIJは、「既にNASDAQでの上場は行っているが、自社の顧客の多くが日本企業であることから、日本におけるプレゼンスの向上は重要と考えており、今回の件に至った。これを機とした新たなサービスなどは考えていないが、通常の設備等インフラの増強を図り、今後も設立以来培ってきたインターネット技術を基盤としての、信頼性の高いネットワーク関連サービスの提供に努めたい」と話している。
株式会社インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/
|