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株式会社デジソニック(本社:東京都渋谷区、代表:明石康弘)は10月27日、「QRコード」と「ワンタイムパスワード」を採用した認証システム「QRickカード・システム(仮)」を発表。11月より事業化を進める計画を明らかにした。
QRickカード・システム(仮)とは、二次元バーコード・リーダー等のカード読取機で同カードに表示されている、カードパスワード兼ID情報、認証サーバーのURLなどを暗号化した二次元バーコードを読み取り、読み取った認証サーバーのURLからインターネットにアクセス。サーバーの認証を得て初めて商品購入や各種サービスを受けることができるという仕組みで、カードと認証サーバーの両方の暗号情報を解析しないかぎり盗用が不可能であるため、実質的に偽造カードを作ることができないのが特徴。また1024ビット相当の暗号情報を採用し、カードを分解するとCPUが壊れる構造などを実現する。
ワンタイムパスワードは、毎回異なるパスワードによって個人認証を行うという技術。今回の件にあたりデジソニックでは、株式会社ネオテクノ(本社:愛知県名古屋市、代表:竹内正樹)よりワンタイムパスワードおよびQRカードに関する技術協力を受けている。
またQRickカード・システム(仮)は個人認証を基本とするため、決済機能のないポイントカードや会員証はもとより、顧客の囲い込みを目的とする各種カード発行会社など幅広い用途が見込まれるほか、決済端末と通信する「おサイフケータイ」や顧客番号/有効期限を手入力するクレジットカードと比べて、スキミングなどに対するセキュリティーも極めて高い。なおカード本体は一般の銀行カードやクレジットカードと同サイズで、QR表示部には電子ペーパーの採用。使用期間は3年程度になる予定とのことだ。
デジソニックでは同システムについて、現在特許を出願中であるほか、当面は安全なネット決済も可能にした次世代のクレジットカードとして事業化を推進。更にこれと同時に、モバイル決済用カード認証システムや決済機能を使用しない各種カードサービスをターゲットとした商品化も進める方針を立てている。
今回の件について同社代表である明石氏は、「もともとネオテクノとは以前から付き合いがあり、自社の持つ技術やノウハウと、同社が4年程前から展開しているワンタイムパスワード技術を活用しての新サービスは模索しており、昨年10月頃よりこのQRickカード・システム(仮)の開発に着手した。今後はネオテクノの技術協力のもと、来年春頃をめどとして迅速な商品化を進めて行く予定だ」とコメント。同事業において、2006年6月までに3,000万円、2年目で3億円の売り上げを目指すとしている。
株式会社デジソニック
http://www.digisonic.co.jp/
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