|
楽天株式会社(本社:東京都港区、代表:三木谷浩史)は、米ネット広告大手でアフィリエイト・マーケティング・サービスを提供するLinkShare Corporation(以下リンクシェア社、本社:米国ニューヨーク、代表:Stephen D. Messer)を425百万USドル(約460億円)で買収。100%子会社化する。楽天の買収案件では最大規模。
楽天はリンクシェア社の買収について「買収までの経緯は、楽天側は証券会社のモルガンスタンレー、リンクシェア側はゴールドマンサックスにより進行。弊社の海外展開を考えていたタイミングとリンクシェア社のグローバル展開のニーズが重なり、話が良い方向でまとまった」と話す。
楽天は、リンクシェア社の創業者を含む既存株主より、本日より4週間から6週間内に発行済株式総数100%の27,635千株を取得。譲渡金額は425百万USドル(約460億円)で、楽天の買収資金は取引銀行からの借り入れ等でまかなう模様。
また「世界最大規模のアフィリエイト事業を展開するリンクシェア社と一緒にやることで、楽天の技術力、人的リソースの活用、新規事業の展開を早期に実現できる」として楽天の海外進出の足がかりとし、ECネットワークにおけるさらなる事業発展を目指す意向。楽天代表の三木谷氏の役員入りは「現段階では考えていない。リンクシェア社の企業運営に関しては現経営陣が行うよう留任を要請している」(楽天広報)とする。
リンクシェア社は、資本金27百万USドル(2004年6月30日現在)。デル、アメリカン・エキスプレスなど米国で有力な顧客を抱えており、売上高32百万USドル、営業利益10百万ドル(共に2004年6月実績)。
なお、「楽天アフィリエイト」や、楽天と株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表:藤田晋)が50%ずつ出資している株式会社トラフィックゲート(本社:東京都目黒区、代表:小宮山晋太郎)の「トラフィックゲート」など、従来、楽天が行ってきたアフィリエイト事業については「現時点では並行してすべてのサービスを継続する。統合は視野にはない」(楽天広報)とする。
また、リンクシェア社が50%株主である日本法人リンクシェア・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表:花崎重晴)も「現時点での株主構成と運営体制についての変化はない」(リンクシェア・ジャパン広報代理)とし、「アフィリエイト業界でも最大手のネットワークを持つ楽天とのコラボレーションの可能性に期待している」(リンクシェア・ジャパン)とのコメントを発表している。
LinkShare Corporation
http://www.linkshare.com/
楽天株式会社
http://www.rakuten.co.jp/
|