|
【加筆:2005/05/30】以下コーリングと産総研についての記事内容に関して、記事掲載時、両社担当者ベースの交渉段階にあり、5月30日現在も、両社組織間では何も合意に至っておりません。
株式会社コーリング(本社:東京都新宿区、代表:半澤修太郎)は、独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター(所在地:東京都江東区、所長:金出武雄)と、「ベイジアンネット」を応用したレコメンド・エンジンを、コーリングが運営している携帯向け3キャリア公式ショッピングサイト「プチばい」へ応用研究開発する。
「ベイジアンネット」は、「顧客モデル・ユーザモデル活用ソリューション」技術として注目を集めている研究分野。そのひとつとして、レコメンド・エンジンへの応用がある。従来の技術と比べレコメンドの精度が高く、適用範囲が広いのが特徴。ユーザを確率的なモデル(ベイジアンネット)として計算機内に実現し、それを使った予測を行うことで商品の推薦や情報提供、機能の選択などを自動的に行うことができる。
今回、このレコメンド・エンジンを同社が運営する携帯ECサイト「プチばい」へ応用、顧客の心理状態や選択理由を表す変数を導入し、そのモデルをさらに他の商品群や別のサービスの推薦に再利用したり、商品だけでなく、顧客の選択理由や状態を予測分析し、新しい消費を生み出すことができるとしている。具体的には、同サイトユーザのマイページにてカート、お気に入りなどに導入し、よりユーザの志向にあった商品を紹介したり、情報提供等を行う。
「プチばい」は、ファッション・コスメ・サプリなどTVや雑誌で話題の人気アイテムの中から商品を厳選し、最大50%ポイント還元で買い物ができるショッピングサイト。注文個数が増えれば増えるほど、還元されるポイントが増えいく「共同購入+ポイントプログラムという新しい仕組みを取り入れている。
コーリング半澤代表は、「今までのレコメンド・エンジンは協調フィルタリングをベースにしたものが主でしたが、『ベイジアンネット』はその次に来る技術として注目されており、携帯向けECサイトでの応用は世界初となります(5月18日現在同社調べ)。協調フィルタリングでは、嗜好情報に対しカテゴリー別に重み付けを行うのが一般的ですが、『ベイジアンネット』は確率計算モデルなので、カテゴリーの枠を超えた応用がきき、広い範囲での予測分析が行えます」と話す。同社では、今後バージョンアップを重ね、さらに研究、開発を推進、他の分野での応用も検討していく。
今回の成果発表は、5月18日〜20日に行われた「IPAX2005」未踏ソフトウェア創造事業コーナーでデモンストレーションが行われた。研究主任はデジタルヒューマン研究センター本村陽一氏、及びコーリング新規事業担当役員金田創氏。デジタルヒューマン研究センターでは、複雑でかつ洗練された人間の機能とその行動に関するモデルを、研計算機上に実現し、それを利用して人間の機能と行動を記述、分析、シミュレート、予測することを目的した研究を行っている。
デジタルヒューマン研究センター
http://www.dh.aist.go.jp/
株式会社コーリング
http://petit-buy.com
|