メディアスティック、テレビ用QRコード開発。フジテレビの野球中継で採用
2005/04/07 17:00 | Venture Now編集部

 メディアスティック株式会社(本社:東京都港区、代表:宮内淑子)は、QRコードをテレビ画面最適化して表示する二次元コードテレビ用MSコード(特許出願済)を開発。株式会社フジテレビジョンにて採用され、同局6日のプロ野球中継にて同コードが放送されたことを明らかにした。放映されたコードを視聴者が手持ちの携帯電話で読み込むことで、放送中に様々な応援メッセージがテレビ局に寄せられた。

 テレビ用MSコードは、筑波大学教授(工学博士)北川高嗣氏のモバイル・メタデータベース・システムのアイデアを元に、高密度の情報を格納できる2次元コードに、eコマースにも対応できる安全性を付け、メディアスティックが開発、事業化しているメディアスティックシステム(米国特許取得済み)をベースに開発したもの。通常のQRコードをテレビ画面に表示する場合の約56%のサイズで表示するなど縮小化にも成功している。

 「これまで、ポスター、雑誌、カタログ、PCモニターなど、様々な媒体に表示された弊社開発のMSコードと手持ちの携帯電話を入り口に、独自開発のモバイル・メタデータベース・システムのサーバへ誘導。コマースから認証、アンケートまで、クライアントの希望する様々なサービスの提供を行ってきたが、テレビ画面のみが、球面ブラウン管における『ぼやけ』やハレーション対応など問題が多く、媒体としての利用が難しかった」(メディアスティック代表宮内氏)と話す問題点を克服し、サービスの提供を実現した格好だ。

 放送された、番組はゴールデンタイムに地上派で放送された「巨人×横浜戦」の生放送。番組内で放映されたコードを携帯電話から読み込むことで、視聴者から応援メッセージを送付できる仕組み。放映するコードについては、データ形式で納品される。料金や契約内容など詳細は明かされていないが、今回の放映は、フジテレビとの契約のもと提供された形で「今後も他のテレビ局を始め、制作会社、代理店など様々な形での提供が考えられる。今回のテレビ用MSコードの開発で、あらゆるメディアに対して携帯電話から、ワンボタンで様々なサービスを提供することが可能になる」(同宮内氏)とコメントしている。


メディアスティック株式会社
http://www.mediastick.co.jp/

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