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スリープロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表:高野研)は11月12日、株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表:大塚裕司)より、同社の持つ株式会社JPSS(本社:東京都新宿区、代表:中嶋克彦)の全発行済株式2万512株(98.0%)を取得。子会社化すると同時に、大塚商会を割当先とした第三者割当増資を行うと発表した。
スリープロは1996年4月、独立系PCサポート会社としてスタートし、昨年11月には東証マザーズへ上場。創業10年目を迎える今期からは新たにCIを策定し、従来のPCサポートの領域からサポートサービスを提供したい企業を対象としたサポートサービスのOEM供給にも着手している企業。一方JPSSは、1996年にWindows95ブームによりPCを使い始めたユーザー向けのサポートを事業の核として設立され、電話・出張サービス(オンサイト)により多くの個人ユーザーをサポート。更には、ITサービスのアウトソーサーとしてPC・周辺機器メーカー、ISP、量販店のCRM活動の一助も担い、複数の賞を受賞するなどの実績を持つ。
両社はこれまで、全国規模でサービス展開を行うPCサポート専業会社数社の中では競合関係であるとも言えるが、発表によるとその傍らで、得意分野の差異などから業務を部分的に相互補完するなど、実務面ではパートナーとして業務を行ってきたという側面も持ち合わせている。
今回の子会社化は、PCサポートビジネス業界の再編と業界トップの地位の確立、そしてアウトソーシングビジネス全体におけるサービスのOEM供給を加速することなどを目的に行われるもの。また、これに伴い行われる第三者割当増資は、スリープロが普通株式14万株を新たに発行する形となっており、この新株式の発行価額は1株あたり1,456円。発行価額の総額は2億384万円、資本組入額は1株あたり728円で、払込期日は12月15日。
割当先および株式数は、大塚商会12万株、株式会社クリエイトラボ(本社:東京都品川区、代表:廣岡享)の代表である廣岡氏2万株とされている。なおクリエイトラボは先月、スリープロがクリエイトラボの株式225株を取得するなど、既に資本関係にある企業。廣岡氏が「特定非営利活動法人ITユーザーサポート」の理事長を務めていること、そして今後スリープロの顧問となることから、今回の割当実施に至った。
また、これによりスリープロの増資後発行済株式総数は152万株となるが、スリープロでは今回の増資により調達した資金をJPSSの譲り受けに関する費用に充当するとしている。但し、払込期日までの間に新株引受権および新株予約権の権利行使により発行済株式数が増加する可能性もあるとのことだ。
今回の件についてスリープロは、「話としてはJPSSの子会社化が先にあったが、大塚商会とのアライアンスには双方の事業発展において非常に有益であると考えられることから、実施に至った。これにより、これまでに培った自社とJPSSのノウハウを融合させると同時に、大塚商会と協力しあうことで、更なる顧客満足度/収益率の向上を狙うことができるのが最大のメリットと考えている」とコメント。「今後は、JPSSとはお互いに得意分野を補完しながら、また大塚商会とは業務面においても積極的なアライアンスを検討しながら、両グループの発展を目指したい」としている。なお、今後の具体的なサービス展開の予定などは「現在検討中」とのこと。
スリープロ株式会社
http://www.threepro.co.jp
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
株式会社JPSS
http://www.jpss.co.jp/
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