|
eラーニング専門エージェントである株式会社ネクストエデュケーションシンク(以下NET、本社:東京都文京区、代表:斉藤実)は6月3日より、日本電気株式会社(以下NEC、本社:東京都港区、代表:金杉明信)と提携し、経済産業省が推進するITスキル標準に対応する「人材育成ソリューションサービス」を体系化。NECより提供を開始すると発表した。
人材育成ソリューションサービスは、「人材育成コンサルテーション」「ITSSレベルチェッカーを活用したスキル測定ソリューション」そして「研修(ラーニングソリューション)で構成されるサービス。NETが開発・提供しているITスキルのレベル診断ツール「ITSSレベルチェッカー」の利用がキーポイントとなっている。
なおITSSレベルチェッカーは、合否判定ではなく、どの職のどのレベル程度のスキルがあるのかが診断できるツール。経済産業省が策定した「職種」と「レベル」の達成度指標に合わせ、テクニカルスキルを、自己申告ではなく客観的に診断するのが最大の特徴。
今回開始される人材育成コンサルテーションは、豊富な実績を持つNECの人材開発支援サービス「RAPID/HVM」を活用し、ITスキル標準をベースに業務を行う上で必要となるスキルの提示、スキル診断後の社員各人の現状分析と研修計画の提案を実施。ITスキル標準で分類されている職種単位ごとにコンサルティングを行うというもので、ITSSレベルチェッカーを活用したスキル測定ソリューションでは、受講者の実務能力(スキル熟成度)がどのレベルに相当するかをITスキル標準に照らして試験で測定。ITSSレベルチェッカーの持つ、過去の2万人の測定データを基に個人の現状レベルをチェックし、エントリーレベル、ミドルレベル、それ以上のレベルに分類する。更に詳細な診断結果のグラフ表示も行われるため、自己の強み/弱みを具体的に把握できるようになっている。
そして研修は、スキル測定の結果、目標との差を明示し、強化すべきスキルとスキル習得のための推奨研修を提案・実施。長年にわたるNEC社内教育のノウハウや4,000社以上への導入実績を持つ人材育成プランの経験を基に、集合研修とeラーニングを組み合わせて効果的・効率的な研修を進めるという。
なお、この人材育成ソリューションサービスは3つのメニューをトータルして利用することはもちろん、個々のサービスのみ利用する事も可能?用料金は受講人数、分析内容、アウトプットフォーマット、研修プランの立案/実施など、提供するサービス内容を基に個別見積りとなっているが、ITSSレベルチェッカーの受講料金は1名1コースにつき3,990円。NECではこれについて、「NECでは人材が最大の経営資産との理念の下、平成6年から社内にてNECプロフェショナル認定制度(以下NCP)を設定し、ITプロフェッショナル人材の育成に注力してきた。自社におけるITプロフェッショナル人材とは、ITスキル標準で規定されている職種、専門分野に対応した人材であり、現在では、約8,000人がNCPホルダーとして認定されているが、今後の適用部門、職種の更なる拡大・増強を目的に、人材育成コンサルテーションの体系化に至った」との考えを明らかにし、今後1年間で約100社への導入を目指すとしている。
また今回の件についてNETの代表である斎藤氏は、「ITスキル標準に関するレベル診断は、企業のIT事業の更なる展開に不可欠なものとして重要視されているが、現在提供されている診断サービスは、自己申告を基に判定するものがほとんど。しかし、自己申告による本人の『できているつもり』での診断結果はあまりに主観的なもので、実際の業務上で使える、スタッフ個人の本当の技能が診断できている事は少なく、業界内では客観性を有するレベル診断の必要性を唱える声が高まっている。NETの提供しているITSSスキルチェッカーは、そのようなニーズに応えることができるITスキルの診断ツール。テスト形式でありながら数十分から1時間程度で、手軽に『客観的』なレベルを診断できるのが最大の特徴で、そのことからこれまでも多くの企業より高い評価を頂いてきた」とコメント。
「人材こそが会社の基本となるもので、客観的なITスキルの診断は、多くの企業にとって非常に重要なことと考えている。ITSSレベルチェッカーは単なるテスト診断ではなく、その結果を各スタッフ本人にも開示することから、自分の本当の技能力を自ら把握し『気づきによる積極的な学習』にもつなげることができるもの。今回NECが提供開始する人材育成ソリューションサービスでは、ITSSレベルチェッカーを使ってのスキルレベルチェックから、その結果を活用したラーニングまで、トータルした客観的な人材育成が行えるようになっている。これにより、より多くの企業に優秀で本当に使える人材の育成を実現してもらえたらと考えている」と述べ、今後もより多くの大手企業や派遣会社等にITSSレベルチェッカーを積極的に展開する構えとした。
株式会社ネクストエデュケーションシンク
http://www.nextet.net
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
|