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株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表:大久保秀夫)は5月18日、同社が実施している調査「フォーバル・レポート」にて「小規模事業者とIP電話」をテーマにアンケートを実施。その結果を発表した。
この調査は今年3月1日〜4月1日の期間、札幌・東京・名古屋・大阪など全国8都市の企業を対象に行われたもの。対象企業の8割以上が従業員20名以下の小規模事業者で、フォーバルのスタッフが直接、経営者に対する聞き取りという形で実施されたもので、有効回答数は476人。
これによると、対象企業のインターネット接続回線では「ADSL」が39.5%を占めてトップで、次いで「光ファイバ」27.5%。少し差があり「CATV」2.1%っと合わせると約7割がブロードバンド環境にある事がわかった。しかしその一方で21.0%が「ISDN」と応えていたほか、「インターネットを利用していない」とする企業も5.9%存在している。
またIP電話の認知度としては「あまり知らない」という企業が29.0%を占めたが、「多少知っている」24.6%、「実際に使用中」24.4%、「導入のため検討した」15.1%と、「知っている企業」は計64.1%におよんでいる。ちなみに「会社にIP電話サービスのセールスがあったか」との問いには、8割以上が「あった」としていた。
IP電話のメリットでは、「国内通話料金の削減」が63.9%、「NTT基本料金の削減」が46.6%となっており、対してデメリットでは「電話番号が変わってしまう」「音声品質が悪い」各40.6%でトップ。その他「導入するのに初期投資が必要」31.7%、「従来と電話機の使い勝手が変わる」21.2%、「110番など緊急通報できない」19.5%などが上位に入っている。これらについてフォーバルは、「小規模事業経営者では、IP電話に期待する部分としてコスト面を挙げる傾向にあり、『電話とPCが連動できる』などコスト以外のメリットは二の次にしているようだ」との見解を除かせている。
また「3年後にどのような電話サービスを利用していると思うか」との問いについては、「現在の電話機を使ったIP電話」40.3%、「PCを使ったIP電話」17.4%で、「3年後IP電話を使っている」と考える企業は半数以上を占めるようだ。しかしその一方、「現在と同じ固定電話」とする声も26.1%存在。なお、同社が以前行った調査における同設問の答えと比べると「現在の電話機を使ったIP電話」が20ポイント以上増えており、IP電話に対する認識の深まりが確認できる。
更に、その際に利用していると思われる通信事業者としては、「NTTグループ」が44.8%で、「KDDIグループ」「ソフトバンクグループ」はいずれも3.4%に止まっていた。但し、以前の調査に比べるとNTTグループの支持率は20ポイント以上落ち込んでいるもよう。
最後に「ITへの不安要素」を尋ねたところ、「知識が追いつかなくなる」66.4%、「使いこなせなくなる」54.2%など、ITの進歩に対して不安を持つ経営者が多いことが露見。その他では「機密情報の漏洩」とした企業が33.6%に達しているが、そのうち半数以上が従業員21人以上の企業であったのに対して、5人以下の企業は3割程度存在しているにとどまり、会社の規模が大きくなるに従って情報漏洩を懸念する経営者が増える傾向にあることがわかる。
株式会社フォーバル
http://www.forval.co.jp/
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