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楽天株式会社(本社:東京都目黒区、代表:三木谷浩史)は9月4日、日立造船株式会社(本社:大阪市住之江区)が保有するマイトリップ・ネット株式会社(本社:東京都港区、代表:柿崎靖夫)の全株式(60,000株)を323億円で譲り受け、楽天の100%子会社とすることで合意したと発表した。株式の引渡しは、9月17日付けになる見込み。
マイトリップ・ネットが運営する「旅の窓口」は、ビジネス目的の宿泊予約を主力とした宿泊予約サイトで、2003年7月現在、会員数283万人、登録宿泊施設数11,673施設、月間予約泊数86万泊を誇る。一方の楽天が運営する総合旅行サイト「楽天トラベル」は、7月現在国内宿泊施設4000と契約。詳細は公表されていないが、2003年7月の月間予約泊数が前年同月比約3倍と急拡大したとしている。また楽天グループの抱える会員規模の指標としては、グループ内で集約を進めている「マイ楽天」の登録ユーザーが380万人(ただし、未登録でも商品購入可能)。
今回の子会社化について楽天では、「『旅の窓口』が楽天グループ運営サイトの一員となることで、宿泊予約を中心とする旅行関連サービスと、『楽天市場』など物販を中心としたサービスとが密接に連携することにより、トラフィックの共有などを通じて、流通総額拡大や広告媒体としての価値向上などグループ全体として大きなシナジーが見込まれるとの判断から、この度マイトリップ・ネットを子会社化することとなったものです」とのコメントを発表。
広報部では「今後2006年までにEC市場全体の15%(2.4兆円)を占める成長が予測されているなかで、楽天トラベルも8月には初めて単月黒字を達成するなど、今後も順調な成長が期待されていた。今回の子会社化は、その中でも時間を購入したというニュアンスが強い」と話している。
また今後については「人事面など細かい部分については、まだ何も決まっていない状態」としており、当面は、しばらく現在の形での運営を継続し、IDの連合などシステムの兼ね合いをみながら、「楽天スーパーポイント」との連携など進めていく見通し。
楽天トラベル
http://travel.rakuten.co.jp/
旅の窓口/マイトリップ・ネット株式会社
http://www.mytrip.net/
楽天株式会社/楽天市場
http://www.rakuten.co.jp/
日立造船株式会社
http://www.hitachizosen.co.jp/
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