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ワイノット株式会社 代表取締役社長 黒坂三重 1967年1月18日生まれ。福島県出身。
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【第1回】イントロダクション:自己紹介
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2004年5月現在、私はワイノット株式会社の代表取締役社長をつとめている。 この時点で28名のスタッフ。1999年9月14日設立。現在7期目を迎えている。
ワイノット株式会社と聞いても、なんですか?その会社?と思われる方もかなり多いかと思う。
インターネット上で無料で利用できるグリーティングカードサービスを提供する会社である。
1999年から日本でのビジネス本格参入。
現在ワイノットで提供するサービスを利用するために登録をしている会員数はこの新年を経て695万人。
インターネットという環境を通じ、よりユニークなコミュニケーションをしようとする人たちのワントゥーワンコミュニケーションをサポートしているネット上の郵便局屋のようなものだ。
郵便局との違いは、「無料」であることと、「コンテンツを4000近くデジタルで用意していること」であり、さらに送ったカードが開封されたかどうかを確認できる機能などはデジタルであることと、インターネットという利便性を追求した賜物だ。
MBAを取得しているわけでもない。
著名大学、及び大学院を卒業しているわけでもない。
特殊な資格を有しているわけでもない。
大手有名企業を経験しているわけでもない。
また、私の転職の数の多さは37歳女性としては尋常ではないと思う。
就職活動をすれば間違いなく面接官に質問される項目だ。
いくつもの経験を踏まないかぎり、学歴、資格、といった世間一般の比較されるものたちにうちかつ説得力が私の人生には欠けていると思い次々と経験をふんできた。
それは仕事の種類、幅もそう、また仕事に限らず、国内、海外旅行、出張の数、訪問するレストランの数、体験の域はどんどんと広げてきた。
3冊あるパスポートはそれぞれ真っ黒になるほど、沢山の出入国のスタンプが押されている。
毎日毎日違うことを経験してきた。
私自身の勝ち目はもうそこにしかなかったからだ。
そんな私は激しい逆風に立ち向かい、ときには流され。
でも気がつくと自分で決めた志は大なり小なりいつしか必ず手にいれられてきた。
ごくごく普通の、いやもしかるすと普通以下だったかもしれない福島生まれの福島育ち。
そんな私のこれまでの数々の経験を記しつつ何が私をそうさせたのか?ということを少しでも知っていただき、読者のみなさんの糧になったり、自分でもできそうだ!と思ってもらえれば幸い。
不思議な日々をここにあえて記していこうと思う。
「お前、どんな仕事したいの?どんな仕事をしていたら、どんな仕事にかかわっていたら文句をつけない日々になるの?」 と、とある人から質問をされたことがある。まもなく26歳になろうという頃だった。
自分が所属している組織への不満、自分の上司への不満、そして、サービスを顧客の立場からみたときの不満。 しまいには、自分の私生活への不満。私は人に会うたびに口々に不満をいい続ける人間だったようだ。
質問を投げかけられたときから、私は「はっ!」と気がつき、いったい私は何をめざしているんだろうか?何をゴールにしているのだろうか?ということを具体的に考えるようになった。
そして、具体的に考えれば考えるほど実はあまりにも漠然としているものであること。その当時の自分には全く具現化不可能に近いことなどがわかった。そこで懲りずにやったのは、小さな手帳を買って、思いつくままに書きつらねるということだ。
自分の口から不満がでてこない状態に到達させるために必要な項目を書き出すことをやりはじめたのだ。不満をかきつらねるのではない。ネガティブなものを羅列することには意味がないのだ。
その項目はとんでもない数があった。それだけ不満の数があったということになる。 そしてその中に、「社長になる」という項目「も」あった。
今でもその手帳は存在し、クリアされた項目は二重線で消しこんできてはいるが、まだ全ての項目がクリアされた状態でない。さらに、新たな項目は増えていくばかりだ。
私がここにこうやって存在しているのは、もちろん自分のがんばり。 でもあるかもしれないが、圧倒的なことは私を支えてくれてきているコミュニティ、人、人、人のおかげでしかないということだ。
これからの11章では私の経験とそれに伴ういくつもの人とのかかわりあいも同時に記していきたいと思っている。
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| 2004/7/5 著者:黒坂三重 [FOUNDER] 先頭へ戻る|次を読む|感想を送る
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