Venture Now
実践!Googleアドワーズ広告 緊急体験レポート
 「もっと多くの人にサイトを知ってもらいたい!」サイトを運営する担当者は、いつもその方法に頭を悩ませていることだろう。今、検索サイト「Google」の検索結果ページに広告を掲載する「アドワーズ広告」という新しい広告手法が注目を集めている。2002年7月から日本で開始されたこの広告に出稿し、システムキャリアの月間売上を2.5倍に伸ばしたオートバックスセブンをはじめ売上に結びついた事例報告が集まってきているという。 アドワーズ広告は、広告主が広告作成から予算、掲載スケジュール、広告効果報告まですべてオンラインで行うセルフ方式を採用。掲載順位はクリック率×キーワード落札価格で決まり、掲載費用も1日あたりの予算設定を行えばオーバーすることもないなど手軽さが大きな特徴だ。 今回、Venture NOW編集部では、Google社の全面協力のもとにアドワーズ広告に自社広告を出稿。どのくらいの労力と予算でどんな効果が期待できるのか、4回に分けて集中連載形式で徹底的に追跡した。
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第1回 従来型ネット広告とは一線を画す「アドワーズ広告」の魅力
第2回 簡単手軽に始められる「アドワーズ広告」実践編……広告出稿
第3.回 簡単手軽に始められる「アドワーズ広告」実践編……広告変更
第4回 「アドワーズ広告」 出稿の結果は如何に?いざ大公開!







 低コストで手軽にGoogleの検索結果ページにネット広告が掲載できる「アドワーズ広告」。すでにご存じの方も多いと思うが、知らないという方はGoogleの検索キーワードに「印鑑」あるいは「自動車保険」を入力していただきたい。検索結果ページの右脇にキャッチと広告文章2行、URLなどが入った四角く囲ったテキスト型広告が表示される。それが、アドワーズ広告だ。

 このアドワーズ広告を利用してシステムキャリアの売上を2.5倍に伸ばすなど大きな成果を上げているのが、カー用品などを扱う株式会社オートバックスセブン(本社:東京都港区、代表:住野公一)のウェブサイト「AUTOBACS.COM」。同社はシステムキャリアのほか、会員限定だった車検サービスを広く一般向けに変えたときに行ったキャンペーンでアドワーズ広告を利用、それまでの2〜3倍の受注に成功したという。

 同社のアドワーズ広告を担当するECプランニングプロジェクト・野田隆之さんは「バナーよりアドワーズと思ってしまいます」、と効果の高さを実感させる感想を述べている。




 アドワーズ広告とはどんな仕組みなのか、このあたりから解き明かしていきたい。まず、そのイメージだが、電話帳に掲載された広告と同様なものと考えていただくとわかりやすい。検索結果ページで一覧表示されるURLを、電話帳 における電話番号と捉えれば、関連ページに掲載された広告がアドワーズ広告ということになる。

 アドワーズ広告はGoogleのサイトから直接申し込み、キャッチや広告文章の作成、キーワードの選択(選択したキーワードが検索されたときに広告が掲載される)、広告料金や掲載期間の設定を出稿者自身がオンラインで行う。広告効果がわかる掲載レポートもリアルタイムで閲覧でき、思うように効果が出ていなければ広告内容の変更や出稿停止も自分自身の判断で即座に行える。広告代理店などを介さず、常に広告を自分自身のコントロール下に置けるのが特徴だ。

 広告掲載にかかる費用は初期登録費用が500円で、その後は広告がクリックされたときにだけ掲載料が発生する完全クリック保証型。Googleの定めるキーワード価格(CPC、最低価格7円/1クリック)に基づき、その料金(クリック単価)が毎回自動調整されるのが特徴だ。合計料金は、キーワードごとにまとめて算出される。クリック単価の計算式は複雑な方法を使っているため説明に苦慮するが、クリック率(CTR)×キーワード落札価格(CPC上限)をベースにキーワード単価、掲載順位などを加味して算出され、上位掲載の広告ほど費用がかかる。いずれにしてもクリック数が多ければそれだけ課金されるわけで、予算管理という側面からアドワーズ広告では、1日当たりの出稿費用の上限設定ができるようになっている。決裁はクレジットカードで行われる。

 さて、広告主として気になるのが掲載順位だろう。順位はクリック率×キーワード落札価格で単純に決まる。同じクリック率ならばキーワード落札価格が高い広告が必然的に順位が上になるが、キーワード落札価格が安くてもクリック数が多ければ上位になれる。このあたりの上位掲載獲得戦略は広告作成の妙味といっていい。

 また、広告が1,000回表示された時点でクリックが5回未満、つまりクリック率0.5%未満の場合は掲載がストップされる仕組みを導入している。成果のない広告は排除される仕掛けだ。キーワード落札価格が高くとも指定したキーワードが広告内容とズレていたり、キャッチや広告文章に魅力がなければ駄目ということになる。逆に人目を引く人気広告が作成できればクリック率は高められる。そこで、2回目から広告出稿、効果を上げるための広告変更、広告効果検証と順を追って体験レポートを掲載していく。

                                   

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