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モバイルアドエクスチェンジの「Mobclix」が、「RTB(リアル・タイム・ビディング)」に対応した「SSP(サプライ・サイド・プラットフォーム)」のサービスを開始した。
RTBとは、ユーザーの属性情報に合わせた広告をリアルタイムな入札に基づいて配信する技術のことで、SSPは媒体社の広告在庫の販売をimp単位でリアルタイムの入札形式(RTB)で販売することにより、広告収入の増加を目指すサービスのこと。
Mobclixの発表によると、RTBを通して広告在庫を販売することにより、40%から85%もパフォーマンスが改善したそうだ。
オンライン広告では急速に進化している SSPだが、ついにモバイルでもデビューしたというわけだ。

Mobclixのアドエクスチェンジは従来より、アドネットワークと接続して eCPM(表示回数 1000回あたりの収益額)が最も高くなる広告を掲載する最適化配信を行ってきた。
今回の発表は、RTBに対応できるアドネットワークや「DSP(ディマンド・サイド・プラットフォーム:広告主向けの自動最適化入札ツール)の入札に対応できるようになったのが大きな進展だ。

これにより広告主は取引しているアドネットワーク、DSP、を通して Mobclixの広告在庫をインプレッションベースで、希望価格で入札して購入することができる。
つまり広告主からするとこれらのアドネットワークやDSPを利用して、オンラインとモバイル両方からターゲットオーディエンスのみを選んで、広告を配信することが可能になっているということだ。そこにはモバイルをオンラインとは切り離した別のメディアと特別視する価値観はない。
また、Mobclixが RTB に対応したパートナーも面白い。オンライン広告では、[X+1]、AdMeld(日本でもAdMeldのプラットフォームを利用してメディア向けの広告販売最適化が行なっている企業がある。)、RadiumOne(米国カリフォルニア州)、Lucidamedia(シンガポール)。
モバイルアドネットワークでは、InMobi(インド)、Jumptap(英国)。そしてオンラインビデオ広告のBrightRoll(米国カリフォルニア州)となっている。
ちなみに、SSP、RTBというと性能の高さはどうなのか?
Mobclixはモバイルアドエクスチェンジとして発展。パートナーの顔ぶれも業界を牽引するプレーヤーが上がっていることから、クオリティは高いと見て問題ないだろう。
来年はオンラインとモバイルの垣根はさらになくなるだろう。そして、アドネットワークは媒体を囲い込むことがさらに難しくなる(もしくは必要性が低下)。メディアプランニングとメディアバイングの仕事がオンラインで代行され、広告主と広告代理店はマーケティングをどのように展開するのか、リーチすべき顧客は誰か、というプランニングがより重要な作業になるだろう。
媒体社にとっては、SSPをうまく活用して如何に広告販売業務をスリムにし、効率的に業務を遂行して収益を上げていくか、といういう点がメインフォーカスになりそうだ。
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